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人は誰もが”しくじり先生”になれる

こんにちは、つなぐの田熊です。
2022年11月に株式会社つなぐを設立し、企業様の採用支援、SNSブランディング支援をしています。

先日、SNS運用についてご相談いただいている中で、このような質問を頂きました。

「過去の失敗談や格好悪いエピソードを、赤裸々に話してしまうと、今頼ってくださっているお客様が離れてしまわないか不安です…。大丈夫でしょうか?」

確かに。ふだんお客様と接する中で、過去の失敗談を話すことってほとんどないですし、心配になりますよね。わたしもSNSで発信を始めた1年前は、そんな話よりも、有益なネタの方が需要があるのでは?と考えていた一人でした。

ただ、ここはあえて断言します。
「失敗談を発信して大丈夫です。むしろ応援してくれる人が増えるので、積極的に発信したほうがいい。」

なぜか。

理由は2つあります。

1つ目は、つなぐのCHOかつSNSコンサルタントのりょうじさん(https://twitter.com/RYOJI_PORSCHE?s=20)が教えてくれました。

SNSの発信は、
”何”を言うかより、まず”誰”が言ってるか、認知してもらうことが大事
だからです。

(とはいえ、発信し始めたばかりだと、そもそも人の目に触れられないので、有益な情報”も”発信することは大切です)

今まで生きてきた中でありませんでしたか?

身近な人にあれだけ言われても直さなかったのに、尊敬する人の一言でガラッと考え方や行動を改めたこと。

まさにあれです。人は誰が発信しているかで、受け取る・受け取らないを無意識で判断しています。

仕事で困って悩んでいる時、通りすがりのおじさんに「そこはAではなくBに注力しなきゃだめだよ!」と言われても、「はい?」てなりますよね。聞く耳を持たないはずです。

SNSの発信も、まさにそういうこと。
じぶんがどんな経験を積んできて、どんな想いで、今どんなことに取り組んでいる人なのか。まず知ってもらい信頼してもらうことが大切なんです。


2つ目は、受け手にとって「他人の不幸は蜜の味」だからです。

ちょっと聞こえが悪いかもしれませんが、シンプルにその人の自慢話よりも、失敗談を聞いている時間の方が、楽しいですよね。職場の飲み会が憂鬱なのって、「また上司の武勇伝に付き合わなきゃいけないのか…」て理由が多いのではないでしょうか。

なぜ人は自慢話よりも、失敗談を好むのか。
いつものようにChatGPT先生にも聞いてみました。

やっぱり先生はすごい。自慢話をフォローする優しさも。


ここで注目したいのが、「3.成長と教訓」です。

「成功談はインスピレーションを与えるかもしれませんが、失敗談は実際の経験から得た貴重な知識を共有することができます。」

つまり、失敗談を話す際は、そこから自分の得た学びや気づきをシェアすることで、一気に有益な情報に様変わりするってこと。

人は誰でも、しくじり先生になれるんだと思います。

失敗談を発信することのメリットをまとめてみました。

・読者に共感してもらいやすい
・自身の志向性や人柄を理解してもらえる
・失敗から得た学び・気づきを伝えることで、有益な情報を届けられる



…とまとめてたら、自分のことも話したくなってきちゃいました(笑)

次回は、わたしの転職後の失敗談について、お話してみたいと思います。

発明王エジソンの名言
「成功の反対は失敗ではなく、挑戦しないことである。」
「私は失敗したことがない。ただ、1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ。」

これからも挑戦を続けて、失敗を財産にしていきたいです。

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