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前編『世界を変えるためにバカになる。〜常識を覆した普通の人たちの物語〜』
7/14(金)
守山市民ホールで開催された、
『世界を変えるためにバカになる。〜常識を覆した普通の人たちの物語〜』
終始、涙をこらえるのに必死でした。ずっと涙目で聴いていました。
それぐらい、出演者の方、そして主催された方々の熱量がすごかったんです。
この熱が冷めないうちに、記憶が薄れてしまわないうちに、学んだことをシェアさせていただきます。
ストーリー1:せら課長さん
(株)Omoitsuki代表取締役。Twitterユーザーなら誰でも知る、フォロワー7万人超えのインフルエンサー。
フォロワー1万人超えのアカウントのほとんどが、Twitterの伸ばし方、マネタイズの仕方など、ノウハウを発信しているなかで、「夢の掴み方」「在り方」を発信し続けるせら課長。
なぜせら課長は折れることなく、夢を追い続けられるのか。
その理由がよくわかる講演でした。
それだけでなく、自分との向き合い方を考え直す、とても貴重なきっかけにもなりました。
せら課長は起業される前、会社員として15年間、営業マンをされていました。
1,000人の前で堂々と講演されていたせら課長からは想像できませんが、はじめは、10人の同僚の前でも、うまく話せないほどプレゼンをするのが苦手だったそうです。
でも、毎年開かれる営業会議で、表彰される人たちを見て、自分もあんな風に称賛されたい。ぜったいにあの舞台に立ちたい。
そう思いながら日々の営業活動に取り組まれていた。
そんななかで、Youtubeで植松努氏の、TEDで「思うは招く」のスピーチを聴いたことや、たまたま本屋で出会った堀江貴文氏の「ハッタリの流儀」で「笑われるほどでかい夢を持て」という言葉に触れたのを機に、「じぶんもTEDに出る」という夢ができた。
そしてTwitterをはじめ、夢をつぶやき、挑戦していることを発信し続けることに。
バカにされることも、苦しいことも、やっと叶った夢がバッドエンドで終わってしまうこと、辛いことも多く、もうやめようと思ったことも、たくさんあったそうです。
ただ、せら課長は折れなかった。
なぜか。
それは、自分が抱いているのは「憧れ」ではなく、「渇望」だと気付いたからだそうです。
裕福とは言えない幼少期、学生時代を過ごしていた頃から、ずっと憧れていた想い。
営業マンとして表彰台に憧れを抱いていたことも、TEDに出ることが夢になったのも、根本にある想いは「称賛されたい」という欲求だったと。
そこに気づけたからこそ、「夢」が「力」になっているんだと。
せら課長は、「夢がない」人は、「気づけていないだけ」とも言われました。
その一言を聞いて、ドキッとしました。
私は、自分の夢や欲求というよりも、大好きな家族や、所属する組織、関わるお客様など、大切な人のためなら頑張れる。
それが自分の「原動力」だと思い続けて生きてきました。
ただそれは、成長するにつれて、自分の想いに蓋をしてきただけだったんじゃないか、そう考えさせられたんです。
小学生の頃は、自分のことが大好きでした。
・クラスの中心になっている自分
・やりたいと思ったことを発言して、友達を巻き込んで実行する自分
・プロ野球選手を目指して、野球に打ち込む自分
・わからなくて困っている友達に、教えてあげられる自分
・喧嘩している友達や、悪いことをしている友達に、きちんと注意できる自分
でも中学・高校と成長するにつれ、どんどん周りに追い抜かれていきました。必死に努力しないと、光が当たる機会すらもらえなくなっていきました。
自分は凡人だと気づきかされた。
そして小学校の頃抱いていた、プロ野球選手になる夢、甲子園で活躍する夢、ひとつひとつ、夢を諦めていったんです。
自分の欲求よりも誰かのために頑張る。
それを自分の原動力と思い込んでいたのは、夢をあきらめて傷つくことを避けていただけだったんじゃないか。そう思いました。
本当は、大好きだった小学生の頃の自分。夢に向かってまっすぐだった自分に戻りたい。
夢を追いかける生き方をしたい。
そのために起業という道を選んだんだと、奥底にあった自分自身の「渇望」に気づけたんです。
まだスタートラインに立ったばかり。
これから何をしたいのか。どうなりたいのか。
帰りの電車で、夢を書き始め、帰ってからも書き続け、気づいたら100個出てきました。「何ができたら最高か」「死ぬまでにやっておきたいことはなにか」そう考えると、止まることなくどんどん出てきたんです。
「渇望」に蓋をせず、解放しよう。
今回のイベントに参加して、本当によかったです。
※すみません、熱がこもり過ぎてしまったので、ストーリー2:中島楓さん、ストーリー3:村田和哉さんの内容も本当にすばらしかったんですが、今回はここまでにさせていただきます。
素敵なお話を聞かせていただいた皆様、そして今回の講演イベントを立ち上げプロデュース、企画、運営してくださった「次世代の夢サポート実行委員会」の皆様に、心から感謝申し上げます。
そして、高熱を出してしまった娘たちの面倒を見てくれ、送り出してくれた妻にも、感謝を忘れず、恩返しをしていきます。
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