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人生折り返しにきて、天寿を全うしたとしてライフプラン逆引きしてみた。

第二の人生を歩み始めて一年。以前の生活とのギャップにも少しずつ慣れてきた。ありがたいことに両親も超高齢ながら2人でなんとか暮らしてくれている。仕事の仲間もそれなりに私のことを頼りにしてくれながら、私の働き方を尊重してくれている。なんの不足があるかといわれそうなのだが、どうも、気持ちが晴れず、このところもやもやした日々が毎日続く。このところずーっと報道されている、世界情勢や、日本で起きた事件や、コロナの状況もすくなからず影響しているのだという自覚もある。

とはいえ、いつまでもぐるぐる頭の中で考えていても辛いし仕方ないので、あたまのなかのぐるぐるの種の一つを文字に起こしてみる。

私を取り巻く環境

未婚、子なし、兄弟なし、両親は健在、父方、母方の祖父母はすでに他界。

上記の現状の事実だけでも、おひとりさまを前提にこの先のプランを今から立てて、準備しながら、自分のこの先どうやって生きていくというイメージが持てないとこのもやもやは払拭できない気がますますしてきた。もやもやは、そこはかとない漠然とした不安からきているのかも知れない。

現在は会社員。希望すれば多分65歳までは雇用してもらえるはず。(今後は雇用年齢はもっと伸びるかもしれない。給料は不透明だけれど。)年金も人並みにはもらえるはずと踏んでいるけれど、それでいいのかという思いもひきずっている。

基本ひとりで自立して生活していくということを前提にすると、いとことか親戚、友人はいるけれど、何かあった時にはできるだけ迷惑はかけたくない。(最低限のお願いはしないといけないとはおもう。)迷惑はできるだけかけてはいけないので、何か方策を考える必要がある。世の中同じような問題をかかえたひとが今後はもっと増えると思うので、この困りごとを解決する公的支援や、サービスはもっと充実していくのだろうなと思いつつ。今は、まだまだそこまで市場としてはメジャーではない気もしている。(参入しても儲からないのかもしれない)。

人生の逆算

まず、あまり、嬉しくないけれど。人生逆算。
・95歳で天寿を全うする。(あと40年生きる)
・90歳から95歳の5年間は、介護状態で施設で生活。
・75歳or70歳から90歳までの15年or20年間は、何かあった時にサービスを受けられるサービス付き高齢者住宅に入所、自立して生活する。
・これから75歳 or 70歳まで現住所で生活する。(20年or15年間)
こうして、文字にするとあとステージが二つあるという感じ。もっと短いかも知れないけれど。

今後おひとりさまに必要なサポート

必要なサポートは、おもうに大きくは以下2種類
・95歳で天寿を全うした死後の後片付け(本人の葬儀とかお骨とか法的手続き、あとは財産関係、もろもろの契約解除とか)
・生きている間は、元気なうちは良いが、体力が衰えてきたときの生活補助、万が一の事態に保証してくれる人(手術とか、何か対応が必要になった時など。)とか、通常は親族に頼むことを代行してくれるサポート

最近は、インターネットで検索すると上記のサポートを有料で提供するNPOやいろいろな団体があるよう。が、玉石混合で、あやしげなところもたくさんあるらしい。例えば、契約時と実際提供されるサービスと料金が見合わない、どんどん料金が釣り上がるなど色々で、しっかりと吟味をする必要があるのが現状らしい。まだまだここの領域は、ちゃんと自分なりに調査が必要みたい。インターネット上の情報だけでなく、実際に資料を取り寄せたり、相談窓口にいって不明な内容を確認するなどしっかり確認しないと後で大変な思いをしそうな感触だ。団体の資金状態も大切な確認点。また、公的なものは、住んでいる地域によって提供される支援の内容や、料金も違うので、該当地域の社会福祉センターに相談して確認が必要だということもわかった。思っていたよりは、探せば選択できるものはあると思った。

収入はシンプルに2段階

金銭的にはシンプルに2段階
65歳or 70歳までは働いて少しでも資産を増やす。
75歳 or 70歳以降は、基本的には年金暮らし。それまでに、+αの収入源が少なくてもいいので作れたらなおよし。

これからの住処の選択肢

75歳or 70歳で入居する想定のところの自分的な選択肢は
・元気であることを前提にすると
  サービス付き高齢者住宅がFirst Choice
・あとは、各種有料老人ホーム(介護付き、健康型、住宅型)
・高齢者専用賃貸住宅、高齢者向け優良賃貸住宅(ここも高い)
・分譲型というのもあるらしい。(もっと高い)
・ケアハウス、グループホーム等(積極的には選びたくない。)
・公的な養護老人ホーム系(選択の余地なし。今元気なので。)

やはり、心理的には今まで生活していたエリアに近いところで探したいという希望もある。調べてみたら、10年くらい昔に調べた時よりも選択肢は意外にたくさんあるようだった。結構大きな名の知れた会社グループで運営されているところもあった。実際に、見学にいくと、もっと具体的にイメージを持つことができると思う。
また、分譲型以外は、入居時の費用と、月々にかかる費用に加えて(食事なども込み)、個人負担としてどれくらい月々に必要なのか(これから物価も上がるから、それは考慮するとして。)も、試算してみる必要がある。(入所したばかりの頃は、活動もすると思うので意外にかかりそうな気が。)

ということは

これからの40年を30年くらい+5年+5年と考える。
この30年をさらに区切ってどうやって暮らしていきたいか、
何をしたいか、できるか、どうなるかを具体的にイメージできたら、
不安や、もやもやはすこし消えるかも。残っている時間は意外に長いようで、短い?のか・・ようわからん。

もやもやは、まだまだ続く・・でも、不安は少し払拭できたかも。
次はそれぞれの項目をひとつづつさらに深掘りしてみよう。


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