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TSUNAGUが考える、「リジェネラティブデザイン」とは?

リジェネラティブとは、直訳すると「再生」という意味です。近年では「リジェネラティブ農法」という、農地の土壌を健康的に保つだけでなく、修復・改善しながら自然環境を再生する農法が注目されています。

TSUNAGUでは農法にとどまらず、個人の心の「リジェネラティブ」な在り方が自然だけでなく人や社会、自分をとりまくすべての関係性を癒し再生していくと考え、持続可能な社会の鍵として、心の在り方から生まれるリジェネラティブデザインを探求します。

多彩な講師たちによるプログラム

今月募集を開始した「TSUNAGU FASHION LABORATORY」では、このリジェネラティブデザインがキーワードになっています。

半年間のプログラムでは、月に2回(土曜日)、前半はヒューマンテクノロジー、後半は講師をお招きしたワークショップを行います。

6.26(土) ソーシャルイノベーション概念 | 大室悦賀
『個人の哲学からあらわれるソーシャルイノベーション概念』
一人ひとりが自分の中に存在する哲学を表現していくことが社会にイノベーションを起こすーー
ソーシャル・イノベーションとは、さまざまな社会的課題を解決していくモノ、サービス、仕組みを通じて、従来とは違った新しい社会的価値が創発されていく状態のことです。
ソーシャルイノベーション研究者の大室氏に最新の研究を元にお話ししていただき、ソーシャルイノベーション概念を感覚で受け取ります。
7.24(土) つながりを取り戻すワークショップ | 中野民夫
『自分自身・人と人・自然・社会とつながり直す』
自分自身、人と人、自然、社会ーーー
ファシリテーターでありワークショッププロデューサーの中野氏の元、あらゆる関係性の中で起こり続ける分断をひとつづつつなげていき、関係性を再生していくためのワークショップです。
絶望に向き合い、そこからもたらされる 「深いやすらぎ、大きな勇気」をもとに小さな自分の殻を超え、地球生態系や全生命史にまでつらなる大きな自己を拠り所に、現実的にアクションする力を育てます。
8.28(土) クリエイティブコモンズ| 廣水乃生
『新しい時代の共同体と創造的なつながり』
現サステナビリティ・コンサルタント、元パタゴニア日本支社の外部戦略である廣水氏より新しい時代の共同体として注目されているコモンズをテーマにコミュニティの在り方を学びます。
強いリーダーシップで固まる組織ではなく、それぞれが意思を持ち、それぞれを尊重する上で成り立つ創造的なつながりから生まれるコミュニティを作るために、個人はどのような在り方である必要があるか、また、コミュニティはどのように発展していくのかをワークショップで学びます。
9.25(土) リジェネラティブビジネスデザイン | 松坂愛友美
『リジェネラティブビジネスデザインを実践者から学ぶ』
完全に土に帰るおむつを生産、販売し、使用後に回収してコンポストにし、果樹を植えて離乳食販売などの地域ビジネスにつなげる、という美しいDYCLEの循環ビジネスモデルはどのような展開で生まれていくのかー、
創業者松坂氏による具体的なシステムを構築する行程からビジネスと向き合う心の在り方、そしてDYCLEの他にもヨーロッパにおける最新のリジェネラティブビジネスのお話もしていただき、私たちそれぞれの立ち位置からのリジェネラティブビジネスの展開を探ります。
10.23(土) リジェネラティブファッションデザイン | 小森優美
『ファッションからリジェネラティブビジネスをデザインする』
これまでの学びを元に、ファッションを中心としたテーマでそれぞれのリジェネラティブビジネスやプロジェクトを落とし込んでいきます。
全体で対話をしながら生まれていくもの・あらわれてくるものを大切に丁寧にすくい上げ、自分や集団の中に存在しているビジョンを形にします。
自身もリジェネラティブファッションを目指す、TSUNAGU FASHION LABORATORY主宰の小森が講師を務めます。

プログラムの最終日、11月27日には「アクションプランハーベスト」と題して、それぞれのアクションプランの発表会を行います!

研究家や大学の先生、起業家など、多方面で活動を展開している方々に講師として登壇いただきます。

講師紹介

プログラムに関して詳しい内容を知りたい方は、下記のサイトからぜひチェックしてみてください✨

<公式サイト>「TSUNAGU FASHION LABORATORY

<応募締め切り>2021年6月18日(金)

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