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心に火を灯す



ネイティブアメリカンの伝統的な対話方法
「トーキングサークル」

火を囲み、参加者が輪になってトーキングスティックという一本の棒を回していく。

その場では、棒を持った人だけに発言権があり、
他の人はその人の言葉に全力で耳を傾ける。
その際、周りは一切の助言や感想を述べることなく、その人言葉だけに集中し「聴く」ことに専念する。


自分が発する言葉、自分も内なる本当の自分の声を聴き、そして人に話を聴いてもらう。

相手の話に耳を傾けること、そこから新たな発見や気づきがうまれ、さらに自分を想い出していく。

普段から離れた非日常な環境で、普段は聞けないひとりひとりの背景や一面、大切にしていることを知る。

そこは開かれた安心安全の場。心を開いて、自分の心の内側への旅を自由に感じ、共有する時間。


この前は雨で外で焚き火が出来ず、室内でかわりにキャンドルに火をして行う。


スウェットロッジでもいつも感じること。
火のゆらぎは、心に安らぎをあたえてくれる。
ひとりひとりの心に火が灯り、その火が転写されていくようなそんな時間。


火を囲むとオープンマインドになる。
それはもう体感済み!こうやって語らう時間というものを日々にとり入れることが大切だと思っていたら、実はなんと日本は昔から家庭で行われていたことに気づく!

そう、囲炉裏を囲むこと!そのあとがコタツに変わったのかもしれない…

団欒といったものがそこにあった。コタツが異常にゆるんでほっこりするのはそのせいなのかも…。

火を囲むこと
集うこと
ただただ声に耳を傾ける時間
聴いてもらうという時間

日常の中で失われているかもしれない時間。
とてもたいせつな時間という場。

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