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生きる意味を問う

ずっと気になっていた本。
このごろどこに行っても目に入っていた本。
名著だとは知りつつも、いまじゃない…
なんとなくまだお迎えできてなかった本。

【夜の霧】
ヴィクトール・エミール・フランクル


YouTubeをひらいたら
ヴィクトール・フランクルのお話しの動画が流れる。
聴いて鳥肌がたちそのまま本をお迎えすることに。
そして一気読み。

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〜生きる意味を問う〜

「ここで必要なのは、生きる意味についての問いを180度方向転換することだ。わたしたちが生きることからなにを期待するかではなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題なのだ。」

哲学用語を使えば、コペルニクス的転回が必要なのであり、もういいかげん、生きることの意味を問うことをやめ、わたしたち自身が問いの前に立っていることを思い知るべきなのだ。

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80年前、600万のユダヤ人の命を奪ったホロコーストを生き延びた精神科医、フランクルの体験記。

絶望のどん底に突き落とされたとき
人はどのように生きていくことができるのか?

実際に想像もできないような壮絶な体験をしながらも、その体験をしている自分を俯瞰しながら、生涯その問いに向き合い続けたフランクル。

動画の中でインタビューで彼が語っていたことば
「死ぬのは怖いですか?」の問いに

「怖くはありません、本当に怖いのは【生きなかったこと】です。つまり大きな意味で正しいことや、大切なことをする機会を十分に生かさなかったとしたら深い悲しみを感じると思います。しかし自分に対して、多くのことを成し遂げることができたと思えるのなら、これほど素晴らしいことはありません」

生きる意味を見いだすための心理療法「ロゴセラピー」を通じて、問い続けたフランクル。

そしてフランクルが繰り返してきたことば。

【それでも人生に“YES”という】
どんな辛い状況にあっても、人生は肯定できる。

先日学んできたイニシエーションにおける、死の接近から真夜中の太陽を観るというプロセス…まさにそのことがすべて網羅できた。

もっとフランクルの本にことばに想いにふれてみたい。そんな想いになった電気の月の1日目♡

生きることがわたしたちに期待している
そんなふうに反転をさせながら
それぞれの
ひとりにしかない
人生にYESという!!

今日もすてきな一日を♡

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