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【看護師が重症心身障がい児と関わる上で大切なこと】①手浴

重症心身障がい児の
放課後等デイサービスで働く看護師が、
①手浴②足浴についてまとめてみました。
ぜひ、最後まで読んでください!(*^^*)

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手浴・足浴はなぜするの?
温めるとどんな効果があるの?
考えたことはありませんか?

手浴や足浴は、様々な目的や効果があるんです(^^)
まずは手浴から書いていこうと思います。

①手浴
【目的】
1.末梢の血流を改善し、全身の血行を良くし冷えの改善
2.リラックス効果を得る
3.安眠・快眠効果を得る
4.手を清潔に保ち感染症を予防する
5.手の状態の観察と把握

【効果】
1.血液循環が良くなると、老廃物の排泄がスムーズになり、 浮腫の改善につながる
2.全身の血流が良くなることで副交感神経が優位になり、リラックスでき、睡眠促進効果を得られる
3.筋肉の疲れの軽減、疼痛の緩和
4.皮膚を清潔にすることで細菌発生を未然に防ぐとともに、創傷の治癒を早められる

一例です(^^)
①手浴

👇温まり、気持ちよくてウトウトしています(*^^*)

姿勢は、
抱っっこする人と同じ方向を向いた
抱っこ座位で手浴をしています。

ポイントは、
・手を浸ける前にはかけ湯をする
・片手ずつ手を洗う
・手首まで浸かる
・肘からゆっくり持ち上げ手を浸ける
・本人の動きに合わせて一緒に動く
・手をお湯につける時、肘を優しく固定する

お湯の温度は、一般的に38℃〜42℃程度がいいとききますが、
肌が弱い、過敏、高体温・低体温のリスク
などお子様によって考えられることも様々です。
お子様によって、季節によって、気温に合わせて
ご家族から確認したお子様の好みの温度
で調整します。

手浴している間は、
本人の動きと反対の動きをとることや、
無理に力を加えて固定をすると、
脱臼のリスク、痛みや圧迫感などの
不快感につながるため、慎重に実施しています。


長くなりましたので、
②足浴は次回にさせていただきます!
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます(*^^*)

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