2024 NPB(日本プロ野球) 誤審大全
ついに、2024年のプロ野球が開幕しました。
セ・パ両リーグでの各球団の順位とゲーム差を見ても明らかな通り、開幕からおよそ1ヶ月弱を経過した現在、順位争いも含め混戦模様の状況となっています。(パ・リーグについては、若干差が開いて来たようにも見受けられます)
試合自体はエキサイティングで、かつ観客も連日満員の状態が続き、プロ野球は昨年同様、WBC以降の人気ぶりはいまだ健在で、ますます(昨年以上に)活況を呈しているように思われます。
そのような状況の中、私には一点気になることがあります。
それは、試合数が概ね30を超えた現時点(5月の上旬)で、審判の誤審、それもとんでもない低レベルの判定が続出しているという事実です。
そこで、今回の記事では、2024年のNPB(日本プロ野球)の試合の中で、審判の誤審があった試合をピックアップして、その内容を振り返っていこうと思います。
名付けて、「2024 NPB(日本プロ野球) 誤審大全」です。
2024年4月10日 DENA対阪神(横浜スタジアム)
2024年4月10日 阪神対広島(甲子園球場)
2024年4月13日 巨人対広島(東京ドーム)
2024年4月13日 DeNA対ヤクルト(横浜スタジアム)
2回裏のDENAの攻撃、ノーアウト1塁3塁で7番桑原の場面です。
DENA・桑原の打ったサードライナー性の当たりをヤクルトの三塁手・村上がワンバウンド(少なくとも、DAZNでリアルタイムで見ていた私の目にはそのように見えました)で捕球したのち、ファーストランナーをセカンドでフォースアウトにするためセカンドに送球しました。(ワンバウンドの場合には、打球はゴロ扱いとなるため、三塁手としては当然の判断です)
しかしながら、この後信じられない判定がなされるのです。
なんと、打球はワンバウンドではなく三塁手・村上がダイレクトキャッチ。
2024年4月17日 広島対DeNA(マツダスタジアム)
2024年5月1日 巨人対ヤクルト(東京ドーム)
1回表、ヤクルトの攻撃。ワンアウトランナー無しの場面で、5番サンタナのカウント2-2からの打球はライトのライン際に切れていく特大のファール(フェアゾーンとファールゾーンの境目に落ちる)になりました。一塁線審はすぐさまファールのゼスチャー。
しかし、ヤクルトの高津監督がここでリクエストを要求し、その結果、判定はなんとフェアに覆ります。
私もリアルタイムでDAZNにて観戦していましたが、VTR(スローモーション)を見る限り、明らかにフェアゾーンに打球が落ちているのがはっきりと確認できました。
記録はサンタナの2ベースとなりましたが、線審が早々とファールのゼスチャーをしたことで、サンタナは走塁の速度を緩めており、打球の落下地点からも、仮に最初からフェアの判定になっていれば三塁打になった可能性もあり(サンタナが全力疾走しているはず)、判定がフェアになった後、ヤクルト・高津監督も主審にその点を確認(抗議?)していました。
そのあたりの話(2塁打or3塁打)は一旦置いておいたとしても、最初の判定で、線上ではなく明らかに線の内側(フェアゾーン)に打球が落ちているにもかかわらずファールの判定をしているのは余りにもお粗末なジャッジと言わざるを得ません。
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