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Case Study

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ツナガルが向き合う課題とは何か。 「ツナガリ」を創出することで答える私たちの活動の軌跡をお届けします。
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記事一覧

新たな文化を地域につくる|ツナガル×スパークルおおいたの挑戦

熱狂、歓声、喝采。 街全体をスタジアムとして、住民を観客に変える、サイクルロードレースーーーー。 サイクルロードレースは世界三大スポーツのひとつとして数えらえることもある世界的メジャースポーツ。 ツール・ド・フランスを頂点として、欧州を中心に熱狂的なファンを生み出しています。 人力で駆動しながら、最高速度は100キロを超えることも。 プロレーサーたちは限界へ挑戦し続ける強さを体現しています。 今回のnoteでは、大分県初となるプロサイクルチーム「スパークルおおいた」の

中東周辺地域の市場開拓と販路拡大|今後の事業展望

これまで、ツナガルが中東ビジネスに参入した経緯や、中東向けに提供するソリューションについてご紹介してきました。 この記事では、今後の事業展望についてお伝えしていきます。 現在のフェーズと直近の展開私たちは社名とする「ツナガリ」を基軸にした事業を展開しており、 中東ビジネスにおいては、プロモーション事業、旅行事業、商品販売事業などの分野において新市場である中東を開拓や新ビジネスの立ち上げをしています。 さらに中東ビジネス各事業においては、市場開拓や市場ポジションの確立、現地

【Case Study】アイヌ文化と全世界をつなぐ国際プロジェクト「The Story of DEBO」

What is 「The Story of DEBO」「The Story of DEBO」は、アイヌ文化アーティストの秋辺日出男(DEBO)氏とコラボレーションした国際プロジェクト。 DEBO氏のライフストーリーを通じてアイヌ文化を紹介する、最先端技術を活用したコンテンツを公開し、オンライン上での文化交流機会の提供を通じて、これまでアイヌ文化と触れ合うことのなかった人々との関係性の創出を目指したものです。 BACK GROUNDツナガルは、地域の人たちと共創して世界中

【Case Study】「アイヌの食文化」リバイバルプロジェクト~次世代継承者と共創する伝統食の魅力発信~

ISSUEアイヌの食文化は、アイヌの野山における狩猟文化、そして伝統的儀礼の際には供物として特別な漆器や彫刻と共に供される様式など、料理に付帯する文化とともに独自の発展を遂げてきました。 なかでも北海道平取町の二風谷は、アイヌ子孫が暮らし、アイヌの伝統文化が色濃く残る土地。 これまで伝統料理をはじめとする食文化継承も地域の家庭を単位として地道に行われてきており、地域行政と民間が一体になって保護継承活動を継続してきた地域と言えます。 一方近年、アイヌ文化活動の盛んな二風

ツナガルのデジタルマーケティング【SNS編】

2010年に創業したツナガルは、クリエイティブ制作を主業にしてスタートしました。 これまでコーポレートサイト制作、SNSの運用設計や構築に携わってきており、デジタルマーケティングやWebサイト内におけるコミュニケーション戦略作りに強みをもっています。 Xやfacebook、InstagramといったSNSが日本で爆発的に普及したのが2010年代中盤~後半。 SNS黎明期より運用に携わる私たちは、企業と顧客がデジタル上でとるコミュニケーションをのあり方を時系列で把握しており

ツナガルのデジタルマーケティング【WEB編】

前回に続き、この記事ではツナガルの「デジタルマーケティング事業」について紹介します。 今回スポットを当てるのは、「Webサイト制作と運用」です。 2010年に創業したツナガルは、クリエイティブ制作を主業にしてスタートしました。 これまでコーポレートサイト制作、SNSの運用設計や構築に携わってきており、デジタルマーケティングやWebサイト内におけるコミュニケーション戦略作りに強みをもっています。 なかでもWebサイトの制作・運営に関しては、デザイナー、エンジニア、サイト運

「函館データサイエンスラボ(仮)」立ち上げストーリー

ツナガルはMeltwater Japan株式会社と連携し、2023年11月、データサイエンス人材の育成拠点として「函館データサイエンスラボ(仮)」を函館市に共同で開所しました。 ツナガルが地方における人材育成に力を入れる狙いはどこにあるのでしょうか? 今回のnoteでは立ち上げから担当し、データサイエンスラボの室長を務める中坂優一にインタビュー。 北海道に移住経験のある中坂自身が感じた地方地域における人材活躍の課題感、そして本取り組みや関係者への想いについて紐解いていき

【Case Study】「訪日観光客向け海外インフルエンサーPRサービス」で加速するインバウンド集客

観光地の可能性を広げる:海外インフルエンサー×SNSのインバウンド集客訪日外国人向けの観光プロモーションや、地域の観光、文化体験コンテンツのプロデュースに強みを持ち、 これまで、自治体/DMO/官庁のインバウンド課題の解決に向けたプロモーションや旅行商品造成事業など多くの事業実績を保有するツナガル。 そんな私たちの強みを活かしたのが、 【海外インフルエンサーによる、訪日観光客に向けた観光プロモーション】です。 自社事業である「旅行業」の知見と、「デジタルマーケティング業

ツナガルの中東市場向けソリューション|訪日旅行手配・インバウンドプロモーション・超富裕層向け新規サービス

前回に続き、この記事ではツナガルの中東市場向けソリューションを紹介します。 長年、日本政府の海外プロモーションパートナーとして国と国のリレーション構築を得意としてきたツナガル。そのノウハウやスキームを活用し政府機関と共に新たな市場開拓をしようとしているのが中東プロジェクトです。 この中東プロジェクト推進において、強みをもたらすのはツナガルのリレーション構築力。 メディア等で面的なプロモーションを仕掛けるだけではなく、人対人の関係を構築する活動で現地のキーマンをおさえること

中東市場へ進出|日系企業のビジネスチャンスと最新情勢

JNTOの中東マーケティングパートナーを契機に、人・モノの流れを生み出す仕事へシフト・参入の背景: 2019年より日本政府観光局(JNTO)の中東向けマーケティングの各種事業を支援しています。 JNTO中東拠点立ち上げの際の中東現地市場のマーケティング調査やグループインタビューを実施したことが、ツナガルが中東マーケットへの関わる契機となりました。 ・実績: その後2021年のJNTO中東事務所の設立後から、中東向け情報発信事業を4年連続受託。アラビア語圏へのソーシャルメディ

【Case Study】ツール・ド・九州 NOMADO

PROJECT「ツール・ド・九州 NOMADO」 ISSUEサイクルロードレースの国際大会「ツール・ド・九州」。 福岡・熊本・大分をステージにしたこの大会は、九州への地域貢献・復興を活動目標においており、地域との連携は不可欠でした。 しかし、2023年10月の初開催を前に、ホストシティに自転車競技が浸透しておらず、それゆえ地元の人たち、特に子どもたちに大会への興味や応援意欲を喚起できないという課題がありました。 一方、ツナガルが調査する中で、サイクルロードレースの発祥地で

【Case Study】NOMADO×教育DX ~離島の高校生と地域愛を考える~

PROJECT「NOMADO×教育DX ~離島の高校生と地域愛を考える~」 ISSUE「2つのコミュニティ間につながりを生み共創関係を育むことで、態度変容やその後の人生の選択に影響を与えることができるのではないか」という問いを提示することをテーマにしたNOMADOプロジェクト。 フランスと日本の地方都市をつないだ第1回目の実証実験を通して、 「日本国内でも機会格差は起こっているのでは?」「世界と日本だけでなく、日本の地域同士をつなぐことでもNOMADOの提供価値を発揮でき

【Case Study】アサヒ飲料「三ツ矢青空たすき」 |自然と人のつながりを育む共創プロジェクト

PROJECT「三ツ矢青空たすき」 ISSUEアサヒ飲料の「三ツ矢サイダー」は、発売開始から140年間、国民的炭酸飲料としてあらゆる世代に親しまれてきました。 一方で、昨今は飲料市場を取りまく環境が大きく変わり、生活者と商品のタッチポイントも多様化しています。 三ツ矢サイダーは、お客様に選び続けてもらうために、プロダクトとして提供できる価値やブランドパーパスを改めて探索するプロジェクトを開始。 その過程で、三ツ矢サイダーには、自然と人とが共生するどこか懐かしい風景を想起さ

【Case Study】大分と福岡のつながりを育み、交流が生まれる「紡ぐマルシェ」

PROJECT「紡ぐマルシェ」 ISSUE人口減少・超高齢化といった国全体の大きな課題に対し、内閣府が主導して取り組む、「関係人口創出・拡大のための対流促進事業」。 「紡ぐマルシェ」は、内閣府が推進する関係人口の創出・拡大モデル事業として採択されたもの。 イベントでは、参加者同士の心の距離を近づけることによる、地域・コミュニティ間の関係構築について実証を行いました。 本プロジェクトを契機に、地域共創活動に取り組むNEXCO西日本と事業パートナー連携協定を締結。 ツナガル