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piano piano

月1回はnoteの記事を書く、ということを続けてきたんだけど、なんとなくそれにしばられているような気がして中断したら、ちゃんとまとめられないまま、下書きばかりがたまっていくだけになってしまった。
なので、長文を書くのはあきらめて、ちょっと考えたことを短く書く記事をしばらく続けてみようと思います。

転職してもう3カ月。1カ月時点での下書きには「前の職場に通勤していたのがつい昨日のような気もするし、一方で、今の通勤経路を何年も前から往復していたような気もする」なんて書いていたのだけれど、今ではもう当たり前になってしまった。ただ、今の職場の、緑が多い、もっと言えば緑以外何もない、とてものどかな環境が本当に気に入っていて、自分にはこういう環境が心底あっていると感じている。転職して本当によかった。

休日はほとんどの時間を家族と過ごしている。上の娘がいちおう受験生だから自分はもっぱら下の息子(あるいは犬)と遊んでいて、休日のたびに虫をつかまえに行ったりオタマジャクシやドジョウをつかまえたりザリガニ釣りをしたりしている。生き物が好きだから全く苦ではない、というよりむしろ自分が息子に付き合ってもらっているのかもしれない、というくらい自分も楽しい。夏休みは何をして遊ぼうかな。

(昨日は庭にカルガモの親子が迷い込んできました)

2024年の前半のトピックスとしては、公式(?)には「20年近く勤めた職場を退職、新しい職場でのスタート」「足の肉離れで全治数か月」ということになるんだけど、超個人的なことで言うと、ひたすらswitchでペルソナシリーズをやり続けた半年間だった。P3PとP4Gを以前セールだった時に買ったまま放置していて、たぶん去年の終わり頃からP3Pをやり始めたんだけどよくわからないままいったん挫折、少ししてからこんどはP4Gを始めたらこれがめちゃめちゃおもしろくてハマってしまい、P4Gクリア後にまたP3Pを再開、その後、満を持してP5Rを始めて、きのうようやくクリアしたところ。
メガテンでは真3がもう本当に大好きで何周したかわからないくらいだし、真5も難易度Normalながら人修羅を倒すまでやった割には、メガテンシリーズは何故か敬遠してたんだけど(初代PSでやったペルソナ1につらい思い出しかなかったからかもしれない)、完全に食わず嫌いだった。
特に最初にやった4(P4G)が本当に楽しくて、最初から最後までずっとわくわくしていたしクリアするのがさみしくて無駄に引き延ばしてしまった。3(P3P)はシステム回りや難易度ビギナーなのに敵がやたら強いこととか継承スキル問題とかで序盤ずっとブツブツ言ってたけど笑、結局ペルソナの強化とかは4以上に時間をかけてのめりこんでしまった。そして5(P5R)は…最初は状況がわからなくて置き去りにされる感覚があったり、主人公や仲間の抱える問題がシリアスで重かったりでけっこうつらかったんだけど、中盤になって状況がわかってきてからはストーリーに引き込まれたし、誰が味方で誰が敵かわからないところやいくつかのどんでん返しのところでは製作者の思惑通りにハラハラしたり驚嘆したり感動したりして、結果的にはいちばん長い時間プレイしてしまった。ライバルの明智くん最高だったし芳澤さんもとってつけたヒロインじゃなくて魅力的だった。Rのラスボスもとても敵とは思えなかったし勧善懲悪みたいな話でなくてすごくよかったな。ポップさでは4だけど総合力では5がシリーズ最高傑作ではなかろうか。そりゃあP5とP5R合わせて650万本売れるよ。中盤以降ずーっとめちゃめちゃ楽しかった。記憶を消してもういちど何も知らない状態でプレイしたい。

これはゲームに限らずだけど、世の中には、自分が知らない、体験していないだけで、本当は楽しいことがたくさんあるんだろう。死を迎える直前まで、傍から見たらくだらないこと、どうでもいいことで、ずっとわくわくしていたいな。

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