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音楽レーベル〈para de casa〉主催『ESSLECTION 2024』 2024年2月17日(土)渋谷WWW &WWWX

毎年開催されている音楽レーベルpara de casa主催のサーキットイベントです。
サーキットと言えば街の中にあるライブ会場を巡っていくのですが、これは会場が隣り同士なので建物の中を行ったり来たりすればいいだけ。ただしライブはずっと立ちっぱなしなのと、地下と2階なので何往復もすると足がかなりきつい。

最初に断りを入れておきますが、私はヘルニアの持病があるので体力的に最後まで観る事ができませんでした。
6組目のさとうもかさんの途中で辛くて立っていられなくなり、帰宅の体力があるうちに会場を後にしました。
なので全ての感想を語れないのが非常に残念。

AFRO PARKER/西恵利香 band set/YONA YONA WEEKENDERS/DÉ DÉ MOUSE + drum + drum/eill/tricot/さとうもか/離婚伝説

トップバッターは14時、WWWの会場からYONA YONA WEEKENDERSです。
この日の私のメインイベントが早々に終了。

YONA YONAはよくフェスのトップバッターに組まれます。
演奏中に乾杯が何度もあって、飲酒量が多いので単純に盛り上がるからでしょうか。
後、ギターのキイチ君、ベースのシンゴ君、ドラムのそうし君が夜に別バンドでライブがあるのも原因しているのかもしれません。
キイチ君に会った時「夜20時にここ出れば間に合う」と聞きましたが、そこからライブですか!
お疲れ様です。

ほぼ毎週YONA YONAを観に行ってますが、本当に飽きないし楽しい。
ジャンルとしてはシティポップに位置付けられているっぽいのですが、70、80年代というよりはSuchmos以降のシティポップなのかなと思ってます。
シティポップバンドという売り方に、キイチ君は大層これが不満そうで、そういう目で俺らを見ないでくださいとMCでよく言ってます。
確かに別バンドのライブ観に行った時にこっちが本来の俺だと言わんばかりに生き生きしていました。

こうやってバランスをとって音楽を続けていくのって大事ですよね。
ここまで通っていると、YONA YONAの音楽が好きを超えてメンバーみんなが好きなので、何をやってくれても応援します。
そもそもメンバー全員に軸がしっかりあるので、ファンが何か活動に文句を言うとかYONA YONAに関しては見聞きした事がないです。
カリスマ性とか宗教的な感じではなく、それだけ人間臭くて魅力ある人達だという事です。

この日も楽しいライブでしたが、いつも以上に磯野くんのギターのチューニングのズレが気になりました。
あってないのがYONA YONAらしくもあるのですが、この日は最後の曲のOpen your eyesにはかなり気になりました。
でも歌がとんでもなく上手いし、恵梨香さんのコーラスとキイチ君のギターでかなりカバーされていました。
毎回違って飽きないでいられるのもこういうライブ感なのかもしれません。

YONA YONAの次は離婚伝説。
今人気急上昇中のバンドです。
バンド名とのギャップも絶対一因にありますね。
めっちゃ悪い人が少しいい事したら評価爆上がりみたいな。
普段からいい人はちょっとイメージと違う事したら叩かれまくる世の中。
その世の情勢を微妙についたいいバンド名なのかもしれません。

離婚伝説はジャンルで言えば紛れもなく70、80年代のシティポップです。
ライブハウスでよく一緒になる男性と話してたのですが、GOOD BYE APRILと似ていると言ってました。
私はGOOD BYE APRILのオタクなので分かりますが、ここまで都会的なシティポップに寄せてる楽曲ではないので違うかな。

私は離婚伝説はライブより音源の方が好きです。
ライブが下手とかではなくて、音源の方がすっきりまとまってそっちが好みです。
『萌』なんかは徳永英明やH2Oっぽいので、音源のエフェクトのかけ具合が80年代をかなり彷彿とさせます。

それにしても離婚伝説すごい人気で、ここまでとは正直思っていなかったです。
YONA YONAやGOOD BYE APRILと同じジャンルでありながら、私には刺さらないバンドなのに世間ではウケてる。
そこに何があるのか解明したい案件です。

次は西恵梨香さん。
YONA YONAのコーラスをされている方のソロステージです。
私、昨年10月にリリースされた恵梨香さんの『美しい時間(mabanua Remix)』がとても好きで何度も聴いています。

あの不思議なリズムと恵梨香さんの透明感ある歌声を引き立たせていて、強く印象に残る楽曲です。
この日はバンドセットでmabanuaヴァージョンではなかったのが残念でしたが、ドラムサポートの山下さとしさんがかなり良かったです。
前日のAlaska Jamのライブの感想にも書いたのですが、サトシさんのドラムはかなり私の好みです。
ライブで聴くとドラマーの力量ってよく分かりますね。

恵梨香さんのソロライブを初めて観ましたが気持ちよく聴ける楽曲が多く良かったです。
ただサウンドチェック中も裏で歌って、ライブ後も絶対姿を見せないのは自身のブランディングなのでしょうか。
YONA YONAが今ほど人気が出る前はライブ後でも姿を見てお話できていたので、何か嫌な思いでもしたのかな?と少し余計な心配をしていました。
カリスマ性を高めるブランディングならそれで安心です。

お次はjoOji君なのですが、ここで少し疲れが出てしまって食事にしてしまいました。2曲は聴けたのですが、ここで無理すると後がツラいなとキーマカレー食べてました。
このキーマカレーがめちゃくちゃ美味しかったです。

Curry Singsさん、毎週火曜のみの間借りのカレー屋さんみたいです

次はDE DE MOUSE。
DJをしている所はイベントで見た事がありましたが、ツインドラムと一緒のステージは初めてで楽しみにしていました。
しかもドラムの一人はYONA YONAのそうし君、これはますます楽しみです。
撮影OKだったのでTik Tokに載せました。
1分足らずの動画ですが、それだけでもドラムの迫力が伝わります。
毎日スタジオに入って練習を欠かさないストイックそうし君のドラムを堪能できるいいステージでした。

@aoli_haneuldog

2024年2月17日に開催されたpara de casaの主催イベント YONA YONA WEEKENDERSの小原荘史さんとjimanicaのツインドラムで迫力あるステージでした。 #dedemouse #esslection2024

♬ オリジナル楽曲 - aoli_haneuldog - aoli_haneuldog

次はtricot、はじましてのバンドです。
ガールズバンドで男性人気が高かったです。
迫力あるステージングで最高でした。

あ、訂正です。
今プロフィール確認したらドラムが男性でした、どっちなんだろと思ってたくらい中性的な雰囲気の方でした。
お!しかもボーカルはジェニーハイの中嶋イッキュウさんだったんですね!
これも全く気づきませんでした。
ちゃんと略歴調べるの大事ですね、知っていればなおミーハー心も手伝って楽しめたかもしれません。
知らなくてもとても楽しめましたけどね。
キイチ君にもここで会いましたがとても楽しそうでした。

そしてお次のさとうもかさんに向かったのですが、ここでかなり具合が悪くなってしまって断念です。
途中そうし君に会って、DE DEさんのステージ良かったと伝えたかったのですが声もかけられないくらい弱ってました。
eillさん楽しみにしていたのに残念です。
AFROさんも見たかったな・・・。

最後は後悔が残りましたが、来年もまた参加したいと思える非常に楽しいイベントでした。

フェス系に参加できるよう体力回復しなければ。

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