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Aマッソ 2024年7月28日(日)日経ホール 『単独ライブ"縦"』

女性お笑い芸人のAマッソ。

今でこそ私はライブハウスに入り浸ってるけど、2019年頃まではお笑い芸人さんや、ミュージカル、お芝居をよく観に行ってた。

現在はお笑いに関してはシソンヌの単独ライブに行くくらい。
シソンヌが好きで、シソンヌが出演しているYONA YONA WEEKENDERSの『終電で帰ります』をYouTubeがおすすめしてきた事でYONA YONAと出会い、今はそのシソンヌを上回る熱量でYONA YONA WEEKENDERSを推している。

そして今年私に新しい推しができた。

それがAマッソ。

テレビは見なくなってたのでお笑い芸人にも疎くなっていたけど、これまたYouTubeのおすすめで千鳥の『チャンスの時間』という番組が流れてきた。
そこに出演していたのが永野とAマッソの加納さん。
Aマッソは知っていたけれどトークしている姿を見るのは初めて。
その鋭いツッコミと言葉選びのうまさに感心しきり。
久しぶりに心の底から大笑いした。

「なんやこの人、最高やないか!」
そこからYouTubeに上がっているAマッソの動画を見漁った。

相方のきゃみも最高。
Aマッソを見て大笑いする事が増えると、自然と心も軽くなっていった。
人なので生きてるとツラい事もそれなりにありまして、笑っているとそれらを乗り越えて、これからうまくいくような気さえしてくる。
普段からよく笑っていたけど、笑っているように見せかけてただけなんだなと気づいた。

このツラい時期を乗り越えられてるのは、大好きなバンドのライブと、大笑いさせてくれているAマッソの存在が大きい。

そんなAマッソの単独ライブの千秋楽を観に行った。
面白くなかったらどうしようなどとは考えも及ばない。
面白いに決まってる。
面白くなければ毎年キャパをどんどん大きくして昼夜2公演を全国で行うはずがない。

期待通りAマッソのライブはめちゃめちゃ面白かった。
加納さんのツッコミは淀みなくキレッキレ。
きゃみのボケも絶妙の間合いが独特の存在感を出している。
私の右隣にクラブで踊ってそうな綺麗なお姉さんが一人で見に来ていて、クールな雰囲気だったけれど誰よりも大笑いしていた。
左隣のお兄さんは椅子に深く腰掛ける感じではなく、お尻だけチョコンと乗せて前のめりの姿勢でAマッソを見てこれまた大笑いしていた。
ちょっと前のめり過ぎて、お昼に何を食べたのか知らないけどお兄さんが笑う度に口臭がきつかった。
中華のコントで、きゃみが吐くシーンがあったのだけど、その口臭でちょっと私もマジで吐きそうになった。
なので右隣の綺麗なお姉さんの方をなるべく向いて、左の男は心の中で抹殺した。

お姉さんが大笑いするので、私も遠慮なく大笑いできた。
笑いが笑いを誘うのもあると思うけど、とにかく面白かった。
Aマッソのコントで私が1番好きなのは『紙媒体』なんだけど、その世界観はちゃんと今回のライブにも受け継がれている。

前日が配信の収録日、千秋楽日のこの日は最後の昼公演ということで随分リラックスして出来たらしい。
おかげではしゃぎ過ぎましたと加納さんが言っていた。
見ているこちら側からも随分と楽しんでるなという雰囲気が伝わってきていたので、会場も2人のコントを楽しむ柔らかい空気だった。

いい日に来たな、いやもしかしたら毎回こんな良いお客さんばかりなのかもしれないけど、私は一番いい日に来たなと思っている。

アーカイブ配信がまだ8月12日まであるそうなんで是非見て欲しい。
出会ったタイミングがベストという概念で生きてるけど、Aマッソの面白さにはもっと早く気づくべきだったなと本気で思う。

ステッカーときゃみのアクスタと加納さんのサイン本と直筆サイン付きのCD購入!

また次の単独ライブも観にきたいし、去年の単独ライブのDVDも買ったのでしばらくAマッソ熱は続きそう。
ほんま、最高のライブでした!!!

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