乳がん治療 10- 焦り

◾️病院で貰った冊子、netなどで情報収集
副作用を知り、平常心ではいられない生活になりそうで愕然とする。
netに溢れる情報はどれが正しくどれが似非なのか判断が難しく、闘病記は欲しい情報が得られず気が滅入り読むのを止める。（コレもだ！）

◾️曲げわっぱ
告知直前の小旅行で購入。今使わなければ日の目を見る事は無い･･･と使用前に酢水につける約束事を終わらせ、お弁当を詰め息子に持たす。
あと何回お弁当を作れる･･･？

◾️プール
当分行けなくなるプール、今のうちに行こうと水着を引っ張り出すと、 自分の皮膚と同じタルタルに。 何だお前もか。
術後しばらく泳げないけど、買ってしまえばその水着をもう一度着よう、モトを取ろうとリハビリを頑張るかもしれない。
餌があればガンバれる性格だから水着の新調を決める。

◾️食欲
朝からステーキ、カツ丼何でもござれの自分が告知以降、食欲激減。食欲が無いのは胃にも転移？とマイナス思考の妄想が膨らむ。
この頃は本当に食べられなくなっていたが、高級で美味しい肉ならOKだとは･･･現金なモノ

◾️仕事
大方の基盤を作り動かして仕事を、これから一人でやってみないかと打診あり。この状況で？　今でさえオーバーヒート気味･･･結論はまだ出せないが収入の道を考え気が焦る。

”もう時間が無いかもしれない”という焦りは、今にして思えば、最終診断と治療方針が決まっていなかったからかもしれない。
その後、治療方針が決まってからも焦りはあったけど、どこか開き直っていた。

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