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乳がん治療 9-最後の検査・PET-CT / 検査場所が地下にあるのは  (過去ログ)  

◾️PET-CTは飲食制限あり、地下にある

PET-CT検査が地下なのは、放射線同位元素(RI)を含む薬剤を使用する核医学検査だからで、放射線治療が地下なのも、放射線リスク回避のため。

◾️検査
検査着に着替え静脈注射(FDG)のあと、全身に薬を行き渡らせるために、薄暗い待機室のリクライニングベッドへ。

隣のオジサンは既に高いびき、タオルをかけた大きなお腹が上下してユーモラスだけど、彼も自分もガン患者の事実、我にかえる。
家ではついグズグズ考える癖に、こんな時にどこか他人事なのは、まだ最終診断が下されていない事、悪性と認めたくないからなのかもしれない。
または単なるマヌケ

1時間ウトウト、呼ばれて排尿後検査室へ移動。
ベッドに横になりバスタオルが巻かれ、重さのあるベルトで体を固定。検査が始まり、装置の中を静かに行ったり来たりして約30分で終了、FDGを排出する為水分を多く摂るよう指示。

最後の検査お疲れさま会は、付き添いの友人と新橋でビールと中華料理。
帰宅後、自然に剥がれなかったバコラ生研のシールを剥がすと2ツの傷。
1つはあの太い針の跡、もう1つは麻酔針の跡・・なんだろうナ

次は紹介状の表書きになっていた医師の診察、
最終診断と治療方針が示されるはず。


<PET-CT検査>
PET:陽電子放射断層撮影(Positron Emission Tomography)の略で、核医学検査の一種。放射能を含む検査薬(FDG)を静脈注射で投与し、がん細胞が検査薬に反応する性質を利用し画像化する事で 、がんや腫瘍の大きさ、場所や転移状況、良性・悪性の区別などを調べる検査で ほぼ全身の撮影ができる特徴がある。
FDG:フルオロデオキシグルコース (放射性フッ素を付加したブドウ糖)でブドウ糖を消費する性質の 微量の放射線を帯びた薬剤

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