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ケアマネジャーからマネジャーになろう

株式会社エンジョイライフサポーター代表取締役
援JOYケアサポーター管理者
畑野充則

周囲に流されず、
自分で考えて行動する
変わり者

今の職場に不満があるなら、自分でやってみたらいい

こんにちは!

富山県で居宅介護支援事業所と訪問介護事業所を経営しつつ、
ケアマネジャーとしても勤務しております畑野充則と申します。

私は平成31年1月に法人を設立し、同4月に現在の事業所を開業いたしました。
現在もケアマネジャーの在籍人数は私一人のみです。
どうしても一人でやりたいわけではないのですが、一緒にやる人というのは
私と波長が合う人でないと嫌なので、無理してまで増やそうと考えていません。
結果的に一人なのです。

一人ケアマネって大変なのでは?と考えている方もいらっしゃると思いますが、一人でやっていることを基準に考えれば普通なのであって、
仲間がいれば助かるかも、というのはあります。
逆に複数人になると、動向や進捗状況といったことも気になるので、
自分のペースが乱れてしまうかも、という懸念も感じます。
どちららにしても一長一短はあるのではないでしょうか。

さて、私が介護支援専門員試験を受験したのは平成16年です。
翌年の3月に実務従事者研修を終了しましたが、当時デイサービスの管理者をしていたため、約1年ほどケアマネ業務はたまに認定調査をする程度、でした。
その後約3年はデイサービスと兼務しながら数名を担当していました。
正直なところ、通所介護計画を立てるのと居宅介護支援計画を立てる脳の場所が違う、と頭が疲れていたような気がしていました。

その後しばらく専従でやっていましたが、当時の法人で新規事業が始まるということで、そちらで管理者をやってもらいたい、とケアマネから異動となりました。
定期巡回・随時対応型訪問介護看護の管理者を3年、最後の1年はサービス付高齢者向け住宅の管理者も兼務しておりまして、ほぼ建物の中での仕事をしていました。

ところが、これが私にとってのストレスであったのでした。
私は介護職としての勤務はなく、ずっと相談業務をしていたため、外出する機会が多かったのです。
外で刺激を受けてくることが楽しみであったのに、外に出る機会が激減したことは少し苦痛でした。

また、法人内の取り組みで、職員をランク付けして各部署を平均化することになり、それによって異動命令が出て、不満で退職した職員が何人も出ました。この取り組みに対して反対の立場でしたが、トップダウンに逆らえるはずもなく、私のイライラは溜まる一方でした。

そんな時、たまたま目についたのが「これからの介護と福祉を考えるデザインスクール」と「介護福祉経営士1級」でした。

「これからの介護と福祉を考えるデザインスクール」は、デザインとは自分にとって縁が無いものだと決めつけていたのですが、参加してみて自分で何かやりたいという気持ちに火が付いたのでした。

「介護福祉経営士1級」は、前年に2級を何となく自分の実力を試してみたくなって受験して合格できたので、難しいかもしれないけどチャレンジしてみよう、と思って受験し、無事に合格できたので経営に対する自信もついたのでした。

平成30年11月、かつて一緒に働いていた現在の弊社訪問介護事業所の管理者と話す機会があり、自分が独立して起業したいと考えているから一緒にやらないか、とラブコールを送り、そこからとんとん拍子で話が進んでものの2か月で法人設立となりました。
やるなら熱い気持ちが覚める前に、と思い、勢いのまま突っ走った数か月。
やらなければならないことはたくさんありましたが、大変だという意識はほとんどなかったと思います。
やりたいことを誰に指図されることなく自分の意志でやるわけですので、
楽しさの方が勝っていたような気がします。

もし自分でやってみたい、と思っている方は、チャレンジすることをお勧めします。
失敗しても命までは取られませんよ。どうしたら成功する可能性が高くなるか、というノウハウは成功者に訊きに行けばいいのです。

ケアマネジメントもセルフマネジメントもするという点で、
居宅介護支援事業所を経営するということはとても面白いことです。
あなたも経営者になってみませんか!?

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