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移住検討@丹波篠山市

今日は地方移住の情報収集を兼ねて、丹波篠山地区のイベントに参加してきました!情報共有と自分の感想をかねて、レポートを綴ります。


・イベント名:

協力隊交流フェスタ2024

・イベント趣旨:

『丹波篠山でこんにちは。旧大山保育園舎で、地域おこしする人・コトに出会う1日を。』


はじめに

7月10日に大山ファミリーの郷で開催された「協力隊交流フェスタ2024」に参加しました。このイベントは、協力隊のお仕事体験や飲食、販売ブースなどを通じて、丹波篠山市のことを知れたり、地域おこし協力隊の方にお話を聞くことができます。

イベント概要

イベントは朝10時からスタートし、特産品である黒豆を使った納豆やお茶の飲み比べ、発酵ドリンクや本格タコスのブース、ドローンや林業など幅広い体験ができます。
それぞれのブースを運営するのは、現地に住む方々です。現地の特産品や住み良さを説明してくれる姿から、その地への愛を強く感じました。移住の先輩が素直に幸せそうだったことで、地方移住に対してポジティブな印象を受けました。
地方移住のネガティブな面など、踏み込んだ質問もしたかったのですが今日は地元の人が多くすでに輪が出来上がっていたこともあり、現地の人と会話する時間は思ったほど取れませんでした。

帰りは分水嶺を見に水分れ公園へ

 水分れ公園
この公園へは夫の提案で行ったのですが、本当に行ってよかった!また近くまで来た時は寄りたい、と思うほど素敵な景観でした。
公園の中に川が流れているのですが、川の周囲に沢山の木や緑があり、森の中に入りこんだような感覚になれました。水の流れる音も心地よく、水辺の苔たちの鮮やかな色やキラキラと喜んでいるかのような生命感に心を奪われました。
イベント開催のあった里山の風景とはまた違っていて、両方を体験することで自分が理想としている地方都市のイメージが少し固まってきた気がします。

行ってみて感じたこと

 ポジティブ感想

  • 自然の癒し効果はやはり大きい!:都会でも緑のある公園はありますが、個人的にポイントだったのは「静けさ」です。人でごった返しておらず、車の音やや緊急車両のサイレンも聞こえない環境で、自然の中に入り込んだような没入感を得られることが、癒しに繋がっているのかなと思います。

  • 小さな子供たちは自然いっぱいの環境に大喜び!:うちは5歳と3歳の未就学児兄弟が居ますが、丹波篠山に着いた瞬間から帰るまで、子どもたちは虫捕りや水遊び、おたまじゃくし捕りに夢中でした。特に上の子が大はしゃぎで、都会では目にする機会の少ないトンボや蛙、おたまじゃくしなどを追いかけて駆け回っていました。下の子も自然パワーに背を押されてか、初めて自分でダンゴムシを捕まえることができました!✨よっぽど嬉しかったようで、ずっと手の平に乗せて大事に持って歩いている姿が可愛かったです(親バカ…)子供たちのこんな幸せそうな姿を見れただけで、大阪市内から来た甲斐があったなぁと感じます。

 ネガティブ感想

  • 人間関係が濃密そう:イベント中に地域住民の方々を観察していました。とちゅう偉い感じのおじ様が来場されると、地域の人たちが一斉に挨拶に駆け付けていて、年長者にペコペコする感じや名刺を渡したりする様子が会社の人間関係みたいで、噂に聞いていた「地方都市の人間関係は濃い」という点をリアルに感じました。イベント参加者もほとんど顔見知りな感じで、田舎で何かやるとなるとすぐに周辺住民に伝わるのかな?と情報筒抜けな感じに少し拒否感を感じました。

  • 生活圏に新規性がない:里山や公園に居る時は非日常を感じて良かったのですが、車で市街地に行くとリアルな生活というものが想起され、お店の数の少なさ、お店の古さなど変化に乏しそうな街の様子を見て素直に自分がこの環境で退屈を感じず住めるだろうか、と不安になりました。私はずっと大阪市内育ちですが、お店の入れ替わりが激しく、家の近所を散歩するだけで日々変化が感じられることに楽しさを感じているので、田舎に住んだ場合ワクワクするような機会が減るのかなと思ったりしました。

  • 時間効率は得られない?:夫に指摘されて驚いたことですが、田舎は公共交通の本数が少ないから、時刻表を見て動くのが当たり前で一本乗り逃すと1時間待ちもあり得るとか。通学に1時間半以上かかる場合もあるということを聞いたときに、単純に時間がもったいないと感じてしまいました。こういう発想が、せかせかしているということかなと思い、田舎に住めばこういう考え方も変わるかな?!と期待も新たに生まれました。

まとめ

今回の経験は、地方移住のイメージをリアルに感じる素晴らしい機会となりました。ポジティブ面とネガティブ面の両方で感じることがいくつかありましたが、その感覚をもっと深掘りするために日帰りではなく1週間くらいかけて田舎暮らしのお試しをした方がよさそうだという結論に至りました。
地方移住するのか、今の地域に居続けるのか、はたまたベッドタウンのような程よい地域に移り住むのか、まだ結論は出ませんが長男の入学までに判断して動く予定です!

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