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『流浪に栞を』

恋とは何か、愛とは何か
そんなことを綴ってきたこのnoteも
今日で1年になりました。

気分で書き投稿してきたので
数は決して多くはないですが
自分の想いを紡ぎ、自分の体験を綴り
自己満足の世界でした。

まぁ、今後も変わりなく自己満足の世界で
書いていくことに変わりないけど
少しでも続けていければなぁと。
さて、そんな1年の今日何を書こうかと
思ったのだけど…前々から書きたかった
【別れ】のとある話を書くことにしようかな。


その彼とは、ある趣味のグループ同士で知り合った。知り合ったとき、彼には彼女がいた。
彼に興味はなかったし、その彼に好意を抱いたこともなかった。彼女のことも顔見知り程度だったが知っていた。

でも、彼からのアプローチに好きな人もいなかった私はまぁいっか。くらいのノリで付き合うことにした。今考えると若さだったのかなとも思うけど…彼女の存在は気にもしなかったし、彼のことをそこまで好きではなかったから…
だからこそ嫉妬もなく意識せず関係を持つことができたのだろう。

そもそも、前回のnoteで『好きとはなんだ?』と言っているくらいの私なのだから
こんな恋愛も平気だったんだと思う。

その彼とは、半年くらい続いたのだけど
半年ほどたった時、彼女の存在を知っていた私は、とあるイベントで彼女が泣いているのを見かけてしまって…
彼のことが原因での涙だってすぐにわかった。
それを見た時…
「あ、終わりにしよ。」ってさらって思って
彼に別れようと伝えた。
彼は泣いた。そして、嫌だって…
別れたくないって。

そんな彼を見て…
私はなんの感情も湧かなかった。

男ってなんだろ。
そんなことを思ったのを覚えてる。

そのあと別れて数年後、彼はその彼女と子どもを連れて歩いているのを見かけた。
彼は私に気づいたようだったけど、私も彼も他人のように通り過ぎた。
彼も彼女も幸せそうだった。


なんでこんなエピソードをnote1年の記念に私は書いたのだろう。

まぁ、私だからなんだろうな。
こうしてnoteを1年間書いてきて
書くと同時に自分自身と向き合っている
そんな気がした。
決してなんの軌跡にもならない
自分の人生だけど
そこにはこんな思い出があったと
振り返ることは意外と楽しかった。

この先もこのnoteに書きたい!
と思うことが残るようなそんな自分の道を歩いて行けたらなって思っている。
自分で考えてもまともではない恋愛事情。
現在進行形の今は…
こんなところで書いているけど。
それもまたnoteに綴る思い出になる。

つぎの話は…
また書きたくなったら書くことにしよう。




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