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春のもやもやが辛い

 今日はちょっと愚痴っぽくなってしまうかもしれません。
あ、アレルギーのお話です。

珍しい?アレルギー

 みなさん、アレルギーはお持ちでしょうか。
私、ありがたいことに食物アレルギーは持っておりません。なんでも食べられます。知り合いからは、娘さんが小さい頃「米・小麦・牛乳・豆乳」にアレルギーで、小学校の給食が食べられなかったらしい、などなどの苦労話をたくさん聞きました。好き嫌いはともかく、口にできない食品がないというのは本当にありがたいことだと思います。
 ただ、他であまり聞いたことのないアレルギーはありまして。
 一つは「ナイロン」です。一番良くないのは湿気や水分と一緒にナイロンが肌に触れること。具体的には、女性用の下着(意外とナイロン率高い)・ストッキング・お風呂タオルに気を使います(基本的には使えません)。小さい頃から、化学繊維のタートルネックセーターを着せられると痒くてたまりませんでした。
 また、近年困ったのは「使い捨てマスク」でした。医者で診断されたアレルゲンはナイロンだけですが、どうやら他の化学繊維にも若干反応するらしく、使い捨てマスクは製造時にでる微細な化学繊維の粉が肺に入ると咳が止まらなくなり、それでもし続けると呼吸困難気味になります。
 もう一つは、「カビ」です。カビの胞子を吸い込むと、マスクと同じような症状プラス頭痛が出ます。これは、お掃除の時結構困ります。それこそ、マスクをしても辛い。梅雨時期でも夏場でも、お部屋やお風呂はなるべくドライに保ちたいところです。
 何がって、レアだからか分からないのですが、対応できる代替品が少ないことや、周囲から理解されないことです。下着はともかく、ストッキングは使わないといけないことも多く、膝裏を犠牲にしてストッキングの下にスパッツを履くくらいしかできません。同じようなアレルギーをお持ちの方、いらっしゃるのでしょうか。また、私の知らないレアアレルギーも、当然あるのではないかと思います。お察し申し上げます。

国民病?

 今日本人の「国民病」とも言われる「花粉症」も持っております。オーソドックスに杉花粉ですが、症状がちょっと変わっています。いわゆる花粉症症状である目や鼻のぐずぐず・くしゃみ・目鼻の痒みと、頭痛・抑うつ・皮膚の痒みをランダムに併発します(後半多め)。毎年どんな症状が来るか分からず、発症してからは、春先結構何もできない感じです。薬でぼーっとしますしね。年度末忙しいのに。あと、メガネよりコンタクトの方が目が楽だと思うのは私だけでしょうか。
 田舎の市民病院で、アレルゲンを特定しに行ったときには、医者に鼻で笑われました。「フッ、花粉症ですね」と。「いや、わかっていますけど、杉か檜かくらい調べられるでしょう?」と私も半笑い。耳鼻科の先生、そんなに患者いないんだから暇つぶしにでも調べてよってなもんです。もう飽きたのかしら、花粉症の診断なんて。
 意外とメンタルやられますよね。個人的にはこれが最も辛いところです。花粉症自体の抑うつだけでなく、冬場の日照不足も積み重ねられていますし、杉花粉の季節は「別れの春」です。一昨年までは毎年職場が変わる特殊な仕事についていましたので、せっかく仲良くなった同僚やお世話になった上司との別れに溜息をついたものです。この季節と重なる花粉。踏んだり蹴ったりな気分です。いや、私だけでしょうか。

これも症状?

 このように「ひょっとしたらみんなにとっては(精神的には)なんでもない花粉症症状などなどを、自分だけがクヨクヨと気にして凹んでいるだけではないか」と思い、余計に凹む。これもまた、花粉症の症状にしてしまいたいものです。杉の花粉の気分が落ち着けば、私もまた落ち着くと願って病みませんが、まだまだ飛散中の花粉。私よりも重い症状に悩まれている方も多いのではないでしょうか。新しい治療法や防御法が開発されて早く浸透して、みんなが爽やかな早春を迎えられますように。

今日もお付き合いいただき、ありがとうございました。
 皆さま、どうぞお大事に。


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