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スクーリング②(実習の様子) ~通信課程で製菓衛生師を目指す話~

こんにちは。30代主婦のtsumugiです。
私は京都製菓製パン技術専門学校の通信課程で製菓衛生師の受験資格を取得しました。
数年前の話とはなりますが、記録を残しておきたいと思います。

初回の製菓実習

実習開始時間の15分前くらいに指定の実習室に到着。
教室に入るとまず体調チェックシートの記入とルセット(レシピ)の配布がありました。
荷物置き場が決まっていたため、そこに荷物を置き、エプロンと三角巾(バンダナ)を着用。
そして4人掛けの実習台に着席し(自由席)、時間になったら実習の諸注意などの説明が始まりました。

その後続けて、先生による実習内容のデモンストレーションが開始。
(初回はロールケーキでした。)

最初に秤の使い方や卵の割り方などから始まり、湯煎するお湯の温度や泡立て後の生地の状態など細かく説明がありました。

お菓子を独学でつくっていると、「ここはこのやり方でいいのかな?」「どれくらいまでやればいいんだろう…」ということが多いのですが、そういった疑問をほとんど持たないような説明で、とても分かりやすかったです!

また、製菓理論がきちんと説明されながらデモンストレーションが進められるため、「なんでこの温度でやると良いんだろう?」「どういうときに失敗しやすいのかな?」といった疑問も解消されます。

一通りのデモンストレーションが終わった後、実習が始まりました。
4人ないしは3人の班で、卵を準備する人、小麦粉や砂糖を準備する人、器具を用意する人など手分けして進めていきます。

私の班はテキパキとした人が多かったため、サクサクと進めていくことができました。

ただ、全員が製作作業(特に泡立てたり混ぜたりの製菓にとって重要なところ)に携われるようになんとなく交代しながら…というところで気を遣い合ったりもしました笑
また、オーブンの準備や焼き上がりのところは先生方のほうでやることになっていました。

そんなこんなで生地をつくり、生クリームを乗せ、巻いてロールケーキが完成!
先生がやると簡単そうに見える作業もやってみると難しい…

午後も引き続き製菓実習で、プリンとフロマージュをつくりました。
(正式にはクレーム・カラメルとフロマージュ・クリュというフランス名表記でした)

午前と同じようにデモンストレーションをしてから実習に入りました。

最後に自分たちでテーブル、シンク、床の掃除をし、実習は終了。

製菓実習の感想

通信教育のスクーリングで製菓実習を受講した感想です!

・器具の使い方から細かい注意点まで説明が丁寧なので、作業中にあまり迷いが出ない
・製菓理論を交えてデモンストレーションを進めてくれるので、なぜそうしなければならないのかという理由が理解できる 
・手順の中で特に注意すべき点については入念に教えてもらえるため、製菓の基礎として身に着けることができる
・普段のお菓子づくりで疑問に思っていることも質問できる

一方でデメリットを感じた面もありました。

・基本的にグループで一つのものを作成するため、一人ですべての作業を経験することはできない
・班の中で役割を探しながら、交代しながら、と何かと気を遣う
・持ち帰り量が多い ←ホテル泊まり込みで通っていたので何気に辛いところ(笑)

基本的にはプロのパティシエになるというよりは短期間で製菓衛生師の受験資格を取得することを第一とした講座なので、実習で技術をきっちり身に着ける!というのは難しいかもしれません。

ただ、製菓理論を体感しながら実習が受けられるというのは、私にとってとても充実した時間でした。

実習でつくったもののお持ち帰りの話

余談ですが意外と大事な話。
お持ち帰りの容器についてです。

実習初日に作ったのはロールケーキ1本とフロマージュ・クリュ5個、クレーム・カラメル4個でした。

大きさとしてはロールケーキは18㎝くらいの生地をくるくる巻いたもの、フロマージュ・クリュは高さ7㎝くらいのカップ(蓋なし)、クレーム・カラメルは5㎝くらいのカップ(蓋あり)でした。

なかなかの分量…笑

ちなみに事前に学校のほうから「ケーキ箱無料引換券」というのが送付されていたので当日はそれを持っていました。

結果的に
ロールケーキとクレーム・カラメル→ケーキ箱に詰め込む
フロマージュ・クリュ→ラップで蓋をしてタッパーに詰め込む
→すべてを大きな保冷バッグに詰め込む
といった形で持ち帰りました。

この日は
・深さのあるタッパー
・大きめの保冷バッグ
を持って行って良かったなと思いました。
あとラップも必需品!

プロの先生方による製菓実習はとても有意義なものとなりました♪

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