留学2日目。少しだけ成長を感じる

言葉の壁と物価の壁の二つにぶつかった1日目をなんとか乗り越えて、2日目は昨日whatsappを交換したメンバーでガムラスタン(旧市街)へ。

石畳の可愛らしい街並みは、10年以上前に私がテレビで見た景色そのものだった。
大変なことの方がきっと多いけど、ひとまず、来てよかったと素直に思えた。

カラフルな建物たち
趣のある狭い路地

曇天の中迎えた留学2日目。少しだけ自分の成長を感じられることがあった。
まず一つ目の成長は、みんなの会話が昨日よりも聞き取れること。そして私が(たぶん)昨日よりも話せていること。
一番それを感じたのは、みんなで、各自が住んでいる寮の話をしているとき。寮の鍵の開け方が分からなくて苦労したとスペイン出身の女の子が言った。あ!それなら私も昨日鍵を開けられなくて大変だったから話せる!と思って口を開いた。会話の内容はこんな感じ。(文法的な誤りは無視してください^^)

私:
"Ahh, same as meee! I couldn't open the door of my room and asked to a guy in the same corridor, like how can I open it?"(わたしも!ドアが開けられなくて、同じ階の男の子にどうやってあけるの?って聞いたよ)

ドイツの男の子:
"Wait, you met your corridor mate??"(同じ階の人に会ったの?)

私:
"Yes, I met two students"(うん、二人会ったよ)

スペインの女の子:
"Wow, they are the exchange students or…?"(その人たちは留学生?)

私:
"Yeah, I think so."(そうだと思うよ)

スペインの女の子:
"Where are they from?"(どこ出身の人?)

私:
"Hmmm, I'm not sure. I didn't have enough time to talk with them and just said hi."(うーんわかんない。話す時間がなかったから、挨拶しただけ)

スペインの女の子:
"Ah, okay."(そっか)

内容は本当に簡単で、文章もそんなに長くないけど、自分が話の中心になって話せたのと、この時の会話のテンポが本当に良くて感動した。(甘い)

その他にもみんなのヨーロッパ旅行の話や母国の話、IKEAをどう発音するかなど、色んな話をした。
昨日聞き取れたのが50%だとしたら、今日は65%くらい。
他の人は聞き返してるけど、私は聞き取れた!ということも2,3回あった。(その人があまり注意を向けていなかっただけかもしれない。たぶんそう。)
少しずつ慣れていきたい。


もう一つの成長は、分からないことがあるとき知らない人に助けを求められるようになったこと。
これまでは分からないことがあったとき、なんとか自分で解決しようとして、人に聞くことは最終手段であることが多かった。
(特に知らない人に聞かなくちゃいけない状況において。知っている人に対しては頼りすぎている部分もあった。ごめんなさい)

でも外国にくると、みんな平気で知らない人に話しかけている、きっとそれに影響を受けたんだと思う。それとも話す言語が違うと性格も少し変わるのか。
寮のエントランスのドアがなかなか開けられなくて困っているとき、同じ寮に男の子が自転車を止めた。私はなんにも迷わずに、”Hey, can I ask you something?"と声をかけた。
その人は快くエントランスの開け方を教えてくれた。
そのうえ、シンガポールからの留学生であることを教えてくれた。私もすかさず自己紹介をし、Instagramを交換。
また一人、友達が増えた。

英語を話す自分が、ストックホルムに来た自分が少しだけ好きになった。



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