【書く習慣Day5】 昔はどんな子どもだったのか
「書く習慣」という書籍を読んで、これなら私も続けられそう!と思い始めたものです。
自分のことを知りたい、と思っている私にとってこの書く習慣のテーマは
文章を書きながら自分を知れる楽しい時間になっています。
今日のテーマはこれ。
一番古い子供の頃の記憶は幼稚園の頃です。
色塗りと絵を描くのが好きだった
もしかすると小学校低学年くらいの記憶と混在している可能性がありますが
幼稚園で郵便屋さんごっこをクラスでやっていて
ハガキや切手を自分たちで作った記憶があります。
それは幼稚園で行っていた文化祭のような発表会のような
イベントごとだった気がします。
記憶が断片的ですが、A4くらいの紙に
切手がびっしり書かれていて
それにひたすら色を塗った覚えがあります。
その大量に塗った切手を使って
友達に手紙を書いた記憶もうっすらあります。
なんとなく季節は少し寒い頃で
2階の教室で友達話しながらとたくさんの切手に
色を塗った記憶です。
なぜこの時のシーンが今でも頭にあるのかは
分からないですが
今になって思うと色塗りが楽しかったのかもしれません。
独特の構図で絵を褒められた
私の記憶ではないのですが母からよく聞いたものです。
小学校2年生くらいの頃
牧場で絵を描く授業をやった際に
みんな横向きの牛を描くところ
私は真後ろから見た牛のおしりを描き
それはそれは先生から褒められた、
という話を何度も母から聞いた記憶があります。
褒められて嬉しかった
母は私が製作したものを大きくなるまで
押入れの天袋にしまっていて
何かの片付けの際その絵を見つけて
実際にその牛の絵を私に見せながら
「これ、あんた〇〇先生が他の生徒と違う!って絶賛してたよ」
と言われた実家のシーンをよく覚えています。
私は先生に褒められたことよりも
母が嬉しそうにしていたことの方が記憶に残っています。
36色の水彩色鉛筆セット
今度は自分自身の記憶です。
小学校3年生くらいの時に、父から36色の水彩色鉛筆のセットをプレゼントしてもらいました。
確かその日は体調を崩していてリビングにあるコタツでぼーっとしていた時に父から36色の水彩色鉛筆をプレゼントしてもらいました。
その色鉛筆のケースを開けた瞬間
「いつも使ってるのと違う!色ってこんなに種類があるのか!」
と感動したのを覚えています。
水彩色鉛筆なので、
塗ったところに水を含ませた筆を乗せると
ぼんやり淡く色が馴染んで水彩画が描けるものでした。
父から水でぼやかすレクチャーも受け
その日から絵を描くときは
必ずその色鉛筆を使っていた記憶があります。
口数少ない父からのプレゼント
この記憶が今でも思い出されるのは
このプレゼントが私がおねだりしたものでもなかったし
誕生日でもないのにもらった物だから。
というのは理由の一つにあるかもしれません。
でもそれ以上に
「父からもらったものだった」からかもしれません。
父は口数が少ないうえ、喜怒哀楽が顔に出ず
考えていることが伝わりにくいです。
私にその日の出来事などを聞く母と違い
質問をされないため、二人きりだと沈黙が続きます。
子供の頃はこの沈黙の間が寂しく感じて
空白を埋めるように
頭をぐるぐる回転させて沈黙を破るのに必死でした。
そのため父は私に(そんなに)興味が無いのかもしれない、
と漠然と思っていました。
そんな父からのプレゼントだったので
とてもよく覚えています。
今振り返ると普段から新聞の折込チラシの裏に絵を描いたり
画用紙に色鉛筆で色を塗るのが好きだったので
その様子を見ていた父が、
私の喜ぶ顔を見たくて買ってくれたのかもしれません。
もしくは、父自身も絵を描くのが好きで
学生時代は美術部(部長!)だったこともあり
共通の趣味を子供と持てたことが
嬉しかったのかもしれません。
先日ふとその話を思い出し親に聞いてみると
現在は父が使っているそうで、
私の子供がもう少し大きくなったら今度は一緒に使いたいと思います。
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