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生後10ヶ月/最近授乳の時に噛むから痛くてあげるのが怖いです〜産後ケア記録〜

こんにちは
\うつうつ産後よさようなら!/
産後うつ予防PJ実施中 ママに笑顔を!
つみき助産院のまつふじみゆきです


はじめに

今回は、生後10ヶ月のママのお話です。

同じ状況のママや、同じような相談を受けた助産師さんの参考になれば幸いです。

ママの事

・40代
・3人目
・女子
・生後10ヶ月
・母乳メイン+離乳食2~3回
・食欲旺盛
・母乳はちょこちょこ飲み 10回前後
・歯はまだ生えていない

「おっぱいが出ていないのか?授乳の時に乳首を噛むから痛くて。あげるのが怖くなります。」

この月齢には、多いお悩みです。

授乳はまだ頻回で、飲んでも1回5分ほど。
ちょこっと飲んでやめちょこっと飲んでやめの繰り返し。

授乳自体は、ママはそこまできつくはないとおっしゃっていましたが、40代の身体には辛いものがあります・・・

おっぱいは、この子にとっては精神安定のようなアイテムですね。

噛むことを無理やりやめさせるのではなく、噛まないといけない理由はなんだろう?
なんで噛みたくなるんだろう?
と、色々やってみて噛まなくなるという事が大事な事です。

「ママが辛いならおっぱい辞めちゃえば?」という助産師もいるかもしれません。

これを機に辞めたいと本気で思うママもいるかもしれません。

何がベストなのか?

一緒になって、寄り添って考える事が問題を解決するために必要な事だと私は思います。

実際のケア内容

今回のママのケアは下記を行いました。

★今の生活状況のヒアリング
  →ママ:授乳回数、ストレス状況、睡眠状況、
      児と家族の関係性(児にストレスがかかっている状況ではないか?)

  →赤ちゃん:離乳食、水分摂取量、水分の内容、水分摂取のタイミング、
        児の歯の状態、どんな時におっぱいを欲しがるのか?
        どんな時に噛むのか?授乳時の姿勢

★身体状況の観察
 ママ→乳首の状態(亀裂、出血、白斑、伸び具合、硬さなど)
    乳房の状態(柔らかさ、しこりの有無、赤み、熱感など)
    肩甲骨の可動状態、呼吸の深さ、お腹の温かさ、排泄状況

 赤ちゃん→鼻がつまってないか?お腹の温かさ、排泄状況
      風邪などの症状の有無

お話(ヒアリング)しながら身体の状態を触れて観察していきます。

※ケアを行う前と後を比べるためにしっかり記録・記憶しておきましょう。

こんな時は、おっぱいが詰まりかけてるのかな?
歯が生え始めるのかな?

と、色々予測しながら観察していきます。

ママの場合は、乳房・乳頭トラブルはありませんでした。
射乳反射もあり、分泌良好でした。
鎖骨から両胸の間が冷えていました。
お腹を触るとひんやり冷えていました。
足首や首回りもひんやり冷えていました。
肩甲骨もバッキバキに硬く、ケア前の深呼吸では肺の奥まで酸素が入っていない感じでした。

自分では気づいていない「冷え」が起こっていたようです。

・乳房マッサージ
を行いトラブルがないことを確認したので、次は
・イトオテルミーで温める
事をしました。

乳房マッサージについては文章で書くのはすごく難しいし、誤解をまねくといけないのでここではお伝えいたしません。

イトオテルミーは本当こ優れもので、ママにもかけてみました。

イトオテルミーをかけた所
★足(心臓より遠いところからかけます)→仙骨→背中→肩甲骨間
 →お腹→胸部→頸部
スコープ(5本)でゆっくりじんわり熱を入れていきます
★赤ちゃんも興味津々だったので、足→お腹→背中にかけてあげました

かけてる最中からお顔が赤くなり、テルミー 線の煙が肺まで染み込んでしっかりと呼吸する事ができるようになっていました。

血が巡ってる!というのが外からみてもよくわかる状態へ変化していました。

テルミーをかけながら色んな不安や不満を吐き出され、心も身体もすっきりした様子が伝わってきました。

ケア終了後、身体の状態を触って確認。

胸部の筋肉が柔らかくなり、肺の奥(肋骨の下あたり)まで酸素が行き渡っているのを感じました。血の巡りが良くなったため顔が赤くなり、唇の色も良くなりました。冷えていた部分も温かく感じます。

身体の状態がここまで変わると、心の状態も連動して変わっていくから面白いんです。

元気な身体には元気なココロが宿る

私がいつも唱えている状態に整える事ができました。

その後....

このケアから1ヶ月後に様子を伺いました。

「あの後、おっぱい噛まなくなりました。引っ張らなくなったし、落ち着いて飲んでくれています。」

嬉しいお言葉ですね^ ^

その時に変化した事も嬉しいのですが、その後の生活にも影響しているともっと嬉しくなります。

乳房マッサージをした時は、つまりやしこりは無かったけれど・・・
身体の奥深くに滞っていた箇所があったのかもしれません。

ケアを行った結果は、赤ちゃんの反応が教えてくれます。

ケア後も、どんな状態になったのか?よかった所と悪かった所をしっかりとママ自身が感じてもらう事が大事だと思います。

赤ちゃんにも少しかけてあげたので、気持ちが穏やかになったのかな?と思います。

まとめ

おっぱいを噛む行為はママにとって、とても辛い事。
痛い事って積極的にやりたくありませんよね・・・
我慢せずにもし悩んでいる方はお近くの助産師にお問い合わせくださいね。

助産師さんへ

「おっっぱいを噛んで痛い」という言葉だけを聞くのではなく、

多面的に物事を捉え、多方面から観察しアプローチを行う事。

身体を観ることも大事だけれども、心に寄り添い吐き出してくれるような存在になる事。

私は今回はイトオテルミーを使用しました。
別にテルミーがなくても精油を使ったケアでもいいと思うし、キャリアオイルでマッサージしてあげてもいいと思います。
あなたが、ママを楽にしてあげれる方法を見つけてくださいね^ - ^

イトオテルミーについてはこちらから⬇️



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