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【感想】ガンダムSEED Freedomは種死の無念を晴らせたのか?

晴らせたと思う(結論)


全国2億4000万人のコーディネイターの皆様こんにちは。
麺類に並々ならぬ拘りを持つよう調整されたコーディネイターこと、つめけんと申します。

ガンダムSEED freedom感想記事です。

※決定的なネタバレは避けますが、ある程度内容に言及しているのでご注意ください。

はじめに

最初にハッキリ言っとくと、これはおバカ映画です。真面目な映画だと思って見に行くと多分肩透かし喰らいます。

前半は
「物凄いタカ派の敵を後出ししてデスティニープランの否定材料を足す」
「またもや核ミサイルやレクイエムで無辜の民が死ぬ」
なんて真面目なことをやってるんだけど、後半は
ラクスー!!!お前が好きだ!お前が欲しいいいいい!!!!」
ってなテンションになってしまう、そんな映画です。

でも余計なことはほとんどしてないから、復活のコアメダルトイストーリー4みたいなことにはなってないのでそこはご安心を。

脳が破壊される

こちら、感情移入する相手を切り替えることで、NTRとBSSを同時に楽しめる、一粒で二度美味しい作品となっております。

「愛」がテーマなんだと思うけど、中盤超えたあたりから最後までとにかく愛愛愛愛うるさい。お猿さんか?

そんでそれに伴うラクスの説教がもう本当〜〜〜にくどい。いつもよりくどい。
坊さんの話聞きに来てんじゃねぇんだぞ。

作品の締めまで説教なのも「らしい」ですね。
本当に。褒めてません。
そんであのラストカット、何?マジで。
これもSEEDらしいっちゃらしいけどもよ。

キャラについて

女性キャラの唇が軒並みグラマラスな感じになってたのが終始気になった。シリアスなシーンなのにラクスがおちょぼ口してるように見えるカットがぼちぼちあってちょっと笑っちゃった。

ラクス、魅惑の唇
作中めっちゃおちょぼ口になる


エヴァがKateとコラボしてた時、綾波が赤い赤い口紅を塗って魅惑のリップになってた記憶が、ずっと頭を掠め続けた。

No more rules.


あと終盤のラクスのエヴァパイロットみたいな衣装がちょっと信じられなかった。シチュと機体はカッコ良さげな感じだったのに、衣装が変すぎて気が散った。最後の服だけじゃなくて、途中のドレスとかも大概変だったし。コーディネイターが聞いて呆れる。


なんか1人で勝手に大暴れしてた赤髪の新キャラいたけど、彼女この映画に要りました?

コイツ。
終始1人本筋と無関係に大暴れしていた。
アグネスって言うらしい。アグネスちゃん。
アグネス・チャン。



金的目潰しなんでもござれと言わんばかりに、突然お色気の術とか使い出すアスランが面白かった。なんなんすか?この人……ずっと様子がおかしいじゃん……。そもそもなんで今回水陸両用MSに乗ってたんすか?

相変わらず様子のおかしいザラの坊ちゃん。
なに?この表情


機体について

デスティニーガンダムのビジュアルが大好きなので、ようやく活躍してくれて本当に嬉しかった。感無量。間違いなくこれが今作で一番良かった点。本編での不遇を晴らすかのような大暴れ。ちょっとやりすぎだったけど…。でも良いの、私嬉しい!

「マイティーストライクフリーダムガンダム」って名前ダサすぎて鼻で笑っちゃう。そういやSEEDの機体ってこんなネーミングだったなって。懐かしいね。

まとめ

なんやかんや言うとりますけども、種死のあのモヤっとした終わり方から、よくぞ今作に繋げてくれた。
「おりゃあ!!!終わり!!!!!!!」ってな風に力業で解決してる節はあるけど、モヤモヤを吹き飛ばす爽快感溢れる作品になって良かった。

種死は「終わり悪ければ全て悪い」だったけど今作のおかげで「終わりよければすべてよし」になれたと思う。ある程度。


最後にひとつ、おっぱい要素は今回もあるから安心していい。

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