裸玉海王協力詰の全検討1
裸玉の海王協力詰の完全作をリストアップするために、下記の場合分けを行い検討を進めています。
1.先手の持駒に線駒がある場合
2.先手の持駒に線駒がない場合
※線駒:飛、角、香のこと
1については洗い出しが終わったので、一旦結果をまとめます。
海王協力詰のルールについては双裸海王協力詰の例をご参照ください。
方針
・海は盤面の右側(45マス)にある場合を考える(左右対称なので)
・「予備爆撃」を行い、あらかじめ探索範囲を絞る
予備爆撃の結果
例えば先手の持駒が飛車1枚のとき、海がどこにいても9手以内で詰みました。そのため、「飛歩歩歩歩」のように飛車を含め持駒が5枚以上の場合は完全作になり得ないことが分かりました。
まとめると、下記の要領で探索をすれば、完全作を漏れなく洗い出せることが分かりました。
調査結果
完全作一覧の出力ファイルを添付します。
完全作は全部で174図で、その内訳は
5手:137図
7手:37図
でした。
完全作の例(7図)
解答は次回以降の記事に掲載します。
1.海王協力詰 5手
2.海王協力詰 5手
3.海王協力詰 7手
4.海王協力詰 7手
5.海王協力詰 7手
6.海王協力詰 7手
7.海王協力詰 7手
備考
検討には fmza 6.08.014版 を使用しています。
ヘッダー画像のクレジットは下記の通りです。
NASA / JPL / Voyager-ISS / Justin Cowart
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?