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28歳在阪TVディレクターはYouTuberナオキマンの動画を1.75倍で視聴してますけど

GWはゆっくり過ごされていますか?
私は、そして私の周りの人たちはみんな何かしら仕事してます。

悲しき運命。

この会社に入社し、
この部署(コンテンツプロデュース局制作部)に
配属されてしまっている以上
仕方ないことかもしれません。

(この4月で、所属する部署名がコンテンツプロデュース局になりました)
(この間までは制作局でした)
(どんどん横文字になっていく部署名)
(どう思います?)
(こんなことは社内報で書け)

さて朝日放送テレビ「つまずく夜は」ご視聴ありがとうございます。

こちらのnoteは一応、朝日放送テレビの日曜深夜、若手ディレクタートライアルバラエティ枠『ちょいバラ』枠で、「つまずく夜は」という番組を放送してます、朝日放送テレビの番組のnoteです。

※次回放送は5/8 25:30~

もう第3回の放送を終えてしまいましたが…

(編集作業やなんやで、全くnote更新する余裕がなかったです)
(悲しき)
(まあそんなもんでいいか)
(note見てテレビ見てくれる人なんて)
(おらんでしょ)
(悲しき)

今日はハイボールからのハイボールからの、冷蔵庫に眠っていた瓶ビールをついぞあけながらの木曜夜でございます。日よ、あけるな、夜よ終わるな。

つまずく夜は、見ていただいた方(会社の人)から、結構お褒めの言葉を頂戴して嬉しい限りです。世は令和です。もっと褒めて頂けると、伸びる子でございます。局長、部長、よろしくお願いいたします。

まだ見ていない方はこちらから、どぞ

第3話好評配信中!です!

さて、第四夜に関する告知はツイッターの方でしてますので、また見て頂くとして、今日は表題にあります話題をざっとnoteに書いて寝ましょう。

皆様、倍速でエンターテインメントを消費していませんか?


私はしています。

私はyoutubeは大概1.75倍で見ています。
ナオキマンshowの超早口youtubeも1.75倍で見ています。

世はエンターテインメント時代。
エンターテインメントの大海原です。
世の中に供給されているエンターテインメントの量に対して、
人類が保有する時間が足りていません。

私たちはスマートフォンという
エンターテインメント受信機みたいなものが常に手元にあるのです。
逆説的に考えると
自発的に、自分の好みのエンターテインメントと出会うのが
難しい世の中になってしまいました。

エンターテインメントはむしろ食い合いをしています。

少し話は変わりますが、OB訪問みたいな場で
マスコミ志望の大学生が私たちテレビ局員に質問します。

「今ってYouTubeがすごい人気でテレビ離れしてると思いますが、
 テレビ局はどう考えてますか?」

ニコニコした顔で大学生は聞きます。

しかしこれは、会話の流れで私の職業を知った
美容師とか不動産屋しか許されない質問です。
エンターテインメントに携わりたいと思う大学生は
やってはいけない、質問だと思います。

YouTubeの広告費はとうの昔に値割れしています。
チャンネル登録者数がいくら増えても、単価が数年前より大きく落ちています。同じ労力でも、得られる収入は何分の1になっているはず。

ネットフリックスの決算書も見てください。
株価も2割下落しています。

そう、つまりはエンターテインメントは既に飽和状態なんです。

テレビ局の危機より、ネットフリックスは
成長企業として試算されていたのにも関わらず
コロナ禍の在宅率にも関わらず、既に天井が見えてしまい、
下落が始まっている…なんということでしょう。脅威でございます。

テレビ局はそこまで成長産業としてそもそも扱われてませんので、
全く問題がありません。

まあ、一度小難しくテレビのことを考えたい方は
ここで名著を紹介するので読んでください。

書も捨てないで町にも出ないで
生きていきましょう


私は、在阪局の若手ディレクターでございます。

地上波のテレビを1倍速で見ることの出来ないせっかち人間でございます。

そんなスピードでなくても理解できるんです。
飛ばしながら見ても大丈夫なんです。

ナオキマンの他に見るYouTubeも1.75倍で理解できるんです。
この速度でエンターテインメントを消費していかなければ、
間に合わないんです。

現代の若者は多分そうです。理解できてしまうんです。

私が飛ばさないもの、
与えられたエンターテインメントをそのままの速度で楽しむもの…

それは… 漫才ラジオ落語映画です。

何故なら、「間」「テンポ感」を大切につくられているから。
その速度で見るのが一番面白いから。

勿論テレビやyoutubeだって間とかテンポ感は大事なんだけど
でもそれは倍速にしても、面白さが変わらないのだ
理解できてれば、面白い、のだ。

私は、地上波テレビを作る時も、
この速度で見るのが一番面白いものを作りたいと思ってます。
そんな企画をずっと作りたいなと思ってます。

書は捨てない、町にはたまに出る程度でいい。
居心地のいい、この場所で生きていくのです。

エンターテインメント大海原時代、
それは、選んでくれる人が選んでくれるコンテンツを、
そしてそれをお金にする身に付けた人が勝つ時代なのです。

折れずに、生きていきますね。

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