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ドラッカーのリーダー思考

読んだ本を自分なりに要約・レビューして投稿しています。

今日は、マネージメントについて。
ドラッカーの本から…

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題名:ドラッカーのリーダー思考
著者:小林薫

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◆ドラッカーは、
3人のボスから5つのことを学んだ

①人間は、全てそれぞれの強みにベースを置いて、異なった取り扱いをせよ

②高い目標水準を設定せよ。
しかし、それぞれの職務の遂行については、自由裁量の余地と責任(任務や義務)を持たせよ

③人事考課は正直で、正確であるべきであり、また職務の重要不可欠な一部分を構成すべきである。

④他人に教えるときにこそ、もっともよく学べる

⑤効果的なリーダーは尊敬はされるが、必ずしも好かれるとは限らない

ー3人のボスの共通点ー
3人とも、「各人の仕事」をただ懸命に遂行していただけで、業務遂行と結果を出す責任にのみ焦点を絞っていた。

有能なリーダーは、
✖️「自分は何をしたい?」という問いから物事を始めてはならない。
○この場でいかなるニーズを満たすべきか
○何に対して貢献することが要求されているのか

さらにこれまでとの違いを生み出すには、

○自分には何ができ、何ができないか
○部下には何ができ、何ができないか

その上で、
・自分にできること
・彼にできること
この2点を問題の中心として突きつけていく態度をとること。

そして、絶えず 
○この組織と使命と目標は何か。
○業績と結果を構成するものは何か

?ドラッカーの勧める自問自答?
・今日の自分は、
 自分がなりたいと考えている人間か
・尊敬し得る人物か

◼️まとまった時間をドカンと投入する 

◼️問題解決を図るよりも、新しい機会に着目して想像せよ
・組織の弱みや不得手なところにいつまでも関わっていても何事も始まらない
・問題のみ拘泥していると、何でも悪い方に考えてしまうような病理的な考え方に毒されていってしまう

◼️製品やサービスの賞味期限は、2年
2年持てば、成功。

▼ドラッカーの「妥協」
・良い妥協=元来の狙いの一部が手に入る
・悪い妥協=何も生かされない、残らない
→意思決定の際は、絶対にしてはいけない

▼人間関係、組織の関わり方
1).対立
→勝ち負け
2).妥協 
→どちらかに不満があって譲る
3).統合
→両方に利がある

◼️強み
強みというのは、自分では分からないもの。
外から言われ、フィードバックをもらって初めて分かる→情報のフィードバック。

◼️リーダーが学ぶべき3つの重要な事柄
(1)自分で自分の面倒を見られること
→自分のいる場で、期待されていることをよく承知して遂行する
→責任をしっかり確立して、強みを認識する

(2)部下だけではなく、上司のマネジメントもし得ること
→組織への貢献を絶えず問い、上司と協働する

(3)経営の基本を広く着実に身につけること
→会計、生産管理だけということではなく、組織の運営全体に関わる基礎を身につける

※リーダーは、
各ポジションの各人が、本来業務に時間とエネルギーの焦点を合わせることができるような環境をつくる

◼️物事は、人が思ったり、行ったりすることの二倍かかる。
→心の中で予期していれば、遅れた、裏切られた、約束を破ったなどカリカリしなくてよい。実際的なガイドライン

逆に自分が設定する締め切りなども、甘く見積もったりするのを未然に防ぐ妙法でもある

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