連作短歌つめあわせ2
秋が来ていて、ぬるっと衣替えを始めました。
季節の変わり目といっても、ぱっきりした境界線はなく。やはりぬるっと、わたしたちの身体は秋になります。そんで心も、たぶん秋っぽくなります。
わしゃっと落ち葉を踏むと、
スウェットでコンビニまでの夜風にあたると、
イネ科の花粉にやられると、
なんかちょっと喉の奥に溜まります。
目薬したあとみたいに甘い、それはさみしさです。
私は、甘いさみしさに心を湿らせながら、それを案外楽しみながら、たくさん連作を作りました。
〇〇の秋って形容に、「なんかしなきゃ」と焦らないでください。ごはんも美味しいし読書も楽しいけど、それは秋じゃなくて、わたしたちの手柄です。連作の秋......ではなく、秋に生まれた連作をここに置いておきますね。読んでみてください。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。それでは。🍠
2022/10/2 ツマモヨコ
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