トイストーリー
娘にとって、僕はどんな存在なのか、考える。
もちろん父ではあるが、一歳の娘にはまだ分からないだろう。
あれやこれやと考えた末に、僕は「娘のおもちゃ」という結論にたどり着いた。
美味しいご飯と圧倒的な母性で包んでくれる妻は、娘にとって大きな存在のはずだ。
僕は妻には敵わない。いや、敵う必要もない。
僕は娘のおもちゃとして、とにかく笑ってもらおう。
たとえ少し雑に扱われたとしても、娘のために尽くそう。
僕の中のトイストーリーが、はじまった。
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