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東京マラソン2021でサブ4を目指す市民ランナー練習NOTE✏️(Day 34/70:足柄峠走)

こんばんは!ツッキーです。今日は東京マラソン2021へ向けた練習DAY 34!

1)WEEK5練習メニュー


基本前週踏襲ですが、週末に峠走が入ってきました。今日はいよいよ峠走の聖地、足柄峠に。

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2)今日のメニュー:峠走25km 


2)ー(1)足柄峠 峠走概要

本日のターゲット足柄峠は、「南に箱根、東に足柄平野を一望し、また西は富士のすそ野までがみえ、その姿は壮観である。(”観光かながわNOW”より)」とあり、位置的には神奈川県と静岡県の県境の峠になります。今回何故峠走のためにこちらに来たのか?と言うと、自分がチャレンジしている練習法である「岩本式」で峠走といえば『足柄峠』とあり、今まではこの峠走をちゃんと向き合うことなく、違うアレンジメニューでごまかしてきていたのですが、過去何度も練習で登ったことがあるという幼馴染の渡部さんが岩本式で同じく練習中ということもあり、本日は付き合ってもらって、足柄峠に赴くべく山北駅(JR御殿場線)へ(渡部さんの当日のnoteはこちら)。
この山北駅前にある山北町健康福祉センターに「さくらの湯」という人工温泉施設があるので、そこをベースにそれぞれ入念なアップを開始。そして足柄峠に向けて出発しました!

山北駅と全体図

コースとしては山北駅からちょっと線路沿いに御殿場方面に歩みを進め、酒匂川を渡って神奈川県道726号(矢倉沢山北線)を上がり、矢倉沢関所跡のT字路で神奈川/静岡県道78号(御殿場大井線)を右折しひたすら登る往路12.5km往復25kmのコースとなります。
渡部さん曰く、道中小ボス・中ボス・ラスボスがおり、上に行くほど「キツイ」とのこと(泣;。尚、峠走なので目標ペースは特に設定せず、2.5kmに一回程度の休憩を入れつつ進行で1回目の休憩は、ファミリーマート山北平山店、2回目の休憩は矢倉沢公民館。そしてここからがいよいよボスたちが登場するコーナーに入ります。まずは小ボス。

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2)ー(2)往路:小ボス 矢倉沢関所〜地蔵堂入口付近

矢倉沢関所のT字路を右折するとなんか急にきつい登り坂を見せつけられた感じがして、気合い入る。渡部さんから「ここからは背中の筋をしゃんと伸ばして姿勢良く、腿上げ気味でハムストリングスとケツ筋を使って登る感じで。ペースは上げなくて良い。前足使うと、すぐに登れなくなっちゃうんで注意。」とのアドバイスを受け、ペタリぺたりと登り始める。ところが思ったよりもキツくはなく、ただし、まだまだ距離があるので、ペース抑えめでひたすら登り続ける。1kmちょっと登ってきた頃、渡部さんが「もう少しで休憩じゃないかな〜。」というので、「そうか、小ボスとかになってくると、きついから、休憩もちょっと刻む感じで行くんだな。なるほど。」と都合の良い解釈をしながら前に進む。途中「はこね金太郎ライン足柄口」という新しい道の入り口を通過・・・。あれ、今までのペースでいうと、2.5km程度で休憩していたから7.5kmあたりで少なくとも休憩かな?もう超えてるけど、なんかおかしいな?などと思っていたところ、「この先のトンネル越えてちょっとふわふわっと上がっていたところに休憩所があるから。」と渡部さん。え〜、まだなの?と思いつつも、前に進まないことには終わりがないので、無心になって登り続けて、やっと次の休憩地点到着(結局小ボスは、渡部さんだった・・・)。

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2)ー(3)往路:中ボス 地蔵堂入り口〜見晴台

「ここからがやばい。ずっと登ってて、それが終わらないのがやばいんだよね。ずっとだよ。」と渡部さん。先に言っとくけど、という体だけど、嬉しくて嬉しくてたまらなそう。確かに傾斜も今までのものとは違ってきつくなってきた。基本ずっと緩やかに左右カーブを描きつつ傾斜が上がっていく。そうこうしていると前方にヤバそうな傾斜で右に上がっていくガードレールが見えてくる。ここからは上りのヘアピンカーブの連続。ちょっと来てはいけないところに来てしまった空気が満載になります(笑)。

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2)ー(4)往路:大ボス 見晴台〜足柄峠

ここまでの休憩箇所ではひたすら水分補給とジェルの補給。実は中ボスあたりから雨がパラパラ降ってきていて、大ボスアタック中から本降り。登りでコーナの内側を登ると傾斜がきついので、ちょっとづつ外側に回り込むなど工夫して、一歩一歩づつ前に。傾斜もきつく、とにかく黙々と登り続ける。そして「この上だから!もう少し!」という渡部さんの声に導かれて登頂!

足柄峠頂上

3)復路 足柄峠〜山北駅

「下りはとにかくモモあげて、あとは足の回転数を上げる感じで。感じでいうと、スキーのゲレンデーで直滑降している感じかな。それと、状態は基本前に倒すイメージで、足は体の下に着地するんだよね。それでね・・・」と言いながら渡部さんはさーっつ下っていく。この足柄峠、良いところは上りはほぼ登りっぱなしだったので、下りはほぼ降りっぱなし(笑)。言われるままに降り始める。但し、結構スピードが出すぎてしまうので、多少腰が引け気味。「この調子だと、3:00/kmで降りれちゃうよ〜。」と、本日一で嬉しそうな渡部さんでしたが、ちょっとこちらはそこまで体がついていかない模様・・・。

足柄峠下り

地蔵堂入り口あたりまであっという間に降りてきたものの、今までにない右臀部に違和感が出始めたので、自分が制御できるペースの進行で。
今までの登ってきた道がなんなんだったのか?と思うほどあっという間に苦労してきたところを降りていく。それは自転車のヒルクライムと同じような感覚はあるが、ランニングの場合は、下りも自分の足を使って動いて前に進まなければならず、そんなスピードで走ることに慣れてはいないので、正直大変。「基本は腿上げで、前に走ろうという感じではなくって、上体はキープして、足の回転だけをさせて乗っちゃう感じで。」とこれまた難しいことを熱心に指導してくれる渡部さんでしたが、こちらは右臀部ではなく右内腿および右股関節があやしくなってきたので、とりあえずは無理しない方向で。大ボス・中ボス・小ボスはあっという間に通過して、往路も休憩した矢倉沢公民館に到着。

矢倉沢関所

そこらへんですでに走行距離20kmは超えているものの、姿勢制御も安定してきたので、いい感じランで。この後、「来週は全く今まで経験したことのないありとあらゆる変な方向の筋肉痛になるよ。」とか「再来週あたりからビルドアップ層がやばい。今の自分に違う自分がいる感じになる。」など、
ありとあらゆる謎な情報を伝授頂き、ついにフィニッシュ!

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ASICS GEL-KAYANO27(ニックネーム:🇫🇷フレブルくん)
☁︎Cloudy partly rain, 26.5-24℃, 72-64%,1m/s


本日も最後までお読み頂きまして有難うございます!明日は休息日ですが、
引き続き応援よろしくお願いします!

4)参考文献&サイト:

*岩本能史「限界突破マラソン練習帳」講談社、2016年)
https://www.amazon.co.jp/dp/406220309X/

*山北町健康福祉センターさくらの湯
http://www.town.yamakita.kanagawa.jp/0000004229.html

*観光かながわNOW“足柄峠”について
https://www.kanagawa-kankou.or.jp/?p=we-page-single-entry&spot=312411&type=spot

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