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中小企業診断士養成課程に合格するまでの軌跡(奇跡?)その3:勉強計画を立て始める


テキストのどのあたり?

まとめシートでざっくり把握した後に問題を解く。そのあとに解答解説を読む。この流れで進めていくことである程度、論点を体系的に整理しながら勉強を進めていくことが出来るようになりました。

より詳細まで体系的に整理しようとすると、やはりまとめシートだけでは厳しく、結局TACのテキストもしっかりと読むようになりました。自分の場合、「この内容はテキストのこの辺に書かれてたよな」というのを覚えることで、定着率がよくなるようなので、過去問を解いたらテキストのどのあたりに書かれているのか、周辺情報はどんなことが書かれているのか、を把握するようにしました。

過去問の解答解説にも、「テキストの何ページ」に論点が書かれているかをメモしておき、2回目以降にテキストの参照がすぐできるようにしておきました。

ただ1周目はざっくり回すことを主眼としていたので、あまりに論点が深く難しい内容の理解については、2周目の自分の脳に託すことにしました。

1000時間の勉強時間の確保が必要?

「診断士に合格するために約900~1000時間程度の勉強時間が必要」とネットによく書かれているのを見て、あれ?そんなもんで合格しちゃうの?というのが率直な感想でした。まぁ天才が1000時間の勉強で合格、という可能性もあるし、凡人だとその倍と3倍ぐらい?だとすると1か月に100時間勉強で2年、3年で合格できるのではないか、とその時は考えました。

時間だけは天才には負けないように、一次試験だけで1000時間は勉強しようと勉強時間の目標を立てました。この時はまだ全く二次試験のことは考えられず・・・。試験まで8か月程度弱しかなかったので、実質1か月の勉強時間は130時間程度。1日にすると4時間程度の勉強時間の確保が必要であることがわかりました。

この時は、朝に1.5時間、夜に2.5時間の勉強時間を確保するようにしていました。子供も小さかったので、夜の時間確保は難しく、平日できなかった分は休日で補填するようにしていました。

3月入るまでに3科目終わらすのが目標

12月の中旬ぐらいに企業経営理論(経営)から勉強をはじめました。ひと科目1か月弱で終わらせれば3月入るぐらいに3科目終わるなぁ~、と思いひとまず「3月入るまでに3科目終わらす」のを目標に勉強を進めました。最初の3科目は経営、財務会計(財務)、運営管理(運営)です。

さらに、1か月後に2周目を開始するスケジュールを組み、知識の定着を図りました。(下図)

スケジュールイメージ

ここから、1か月で終わらすためには、1週間でまとめシートの論点のここまで進める、今日1日だとこれぐらいする必要がある、とわりと小まめに学習計画の修正を加えながら進めていました。

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