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メンバー紹介#2:三浦匡史(理事・事務局)

NPO法人都市づくりNPOさいたま=つくたまのメンバーは、まちづくりの様々な分野の専門家がいます。ここではリレー形式で、メンバーの自己紹介をします。


自己紹介

三浦匡史(みうらただし)と申します。
名古屋市出身・さいたま市緑区在住です。
専門分野はまちづくり全般ですが、特に当事者参加のまちづくりのプロセス形成や市民自治のあり方に関心があって、多様なアプローチから様々なジャンルの仕事に携わってきました。
都市づくりNPOさいたまは、NPO法人化前の活動体「新世紀都市計画研究会」から参画して、NPO創設以来、理事と事務局を担当しています。

この道を選ぶに至った経緯と今日までの仕事

大学は美術大学の建築学科で、主に意匠や環境デザインを学びました。
卒業後、環境計画や地域計画、公園設計などを手がけるコンサルタント会社に入社し、その後一回の転職を経て都市づくりNPOさいたまの創設と同時期に独立。NPO法人の事務局も兼ねて「地域生活デザイン」という個人事務所を営んでいます。

個人事務所や三浦個人での仕事としては、
①福祉的な生活環境整備
・個人住宅の設計・施工監理、住宅のバリアフリーリフォームの設計・施工監理
・ホテルのユニバーサルデザイン化に向けてコンサルタント業務
・福祉のまちづくり推進のための講演やアドバイザー
など
②市民自治や参加・協働のまちづくり推進のためのコーディネート
・さいたま市市民活動サポートセンター副センター長(2007年10月〜2011年3月)
・市民自治や参加・協働のまちづくりに関する研修や講演、ファシリテーション
など
③芸術文化を生かしたまちづくりのためのコーディネート
・アートフルゆめまつり実行委員会事務局(2008年〜2019年)
・さいたまトリエンナーレ2016におけるプロジェクトディレクター
・さいたま国際芸術祭2020におけるキュレーター
・さいたま国際芸術祭によって生まれたサポーター活動の支援
・アーツカウンシルさいたまプログラムオフィサー(2022年10月〜2024年3月)
など
④大学、高等技術専門校の講師(非常勤、単発)
・武蔵野美術大学、東洋大学、立教大学、専修大学、埼玉県立高等技術専門校
など
④東日本大震災被災地の復興計画
・気仙沼市および南三陸町の計8箇所の漁村の復興計画立案

などに取り組んできました。
これらは一見、バラバラな領域の仕事に見えるかもしれませんが、私の中では「当事者参加」を軸に、市民自治のまちづくりを追い求める一連の仕事です。
ワークショップや会議運営において市民参加の枠を広げ合意形成のレベルを高めること。まちづくりにアートプロジェクトを取り入れ多様な価値観やマイノリティを包摂すること。広域の都市計画から身近な生活環境や住環境の具体的なありようまで途切れなく捉えようとすること。そういった複眼的な視座・アプローチで取り組んできた仕事です。

都市づくりNPOさいたま20周年記念シンポジウムで板書する私(後ろ姿)
都市づくりNPOさいたま20周年記念シンポジウムの板書画像
都市づくりNPOさいたま創立10年にあたって実施したブレーンストーミングの板書画像
2013年3月10日のさいたま市市民活動サポートセンター主催シンポジウムでのファシリテーション記録
交流会でファシリテーターを務める私

私にとって、都市づくりNPOさいたまでの活動はまさにこのような仕事の一環としてあります。

興味や趣味的なこと

もともと旅が好きで、まちや建築を見て回ることが多かったのですが、近年は芸術祭や美術展、博物展をきっかけに旅のプランを練ることが多くなりました。
特に、同時代を生きているアーティストの現代アート作品やアートプロジェクトから、まちづくりや市民の暮らしのとらえ方に対して沢山のヒントや気づきをもらっています。

すみだ向島エキスポ2023を見学する私
中之条ビエンナーレ2023を見学する私

余暇時間は、サポーターとして浦和レッズの試合観戦によく出かけます。
Jリーグの理念には地域のまちづくりや人材育成への明確なビジョンがあるので、その点にも共感しています。最近は、全国各地にとても魅力的なサッカー専用スタジアムが建設されているので、そちらも巡ってみたいと思っています。
オリンピックや万博のような大規模プロジェクトではなく、地域の持続的なまちづくりと紐付く芸術文化やスポーツイベントのあり方にも、興味と関心を持っているところです。

埼玉スタジアム2〇〇2にて

おまけ。
ちょっとだけ絵を描きます。対象をよく見て描く鉛筆画は、私の仕事への姿勢に近いものがあるかも知れません。

鉛筆画 「るん」
鉛筆画 「ぴんとるん」

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