見出し画像

【IRメンバー紹介】こんにちは、IR担当者の重松です。

9月からTSUKURUBA IR 通信を開始していますが、IRチームのメンバー紹介がまだでした。
遅くなって申し訳ありませんが、日頃投資家のみなさまと接しているIRチームのメンバー2名について、通常のIR通信よりも少しカジュアルな形で2回に分けてご紹介させてください。

まずは、IR・戦略法務担当の重松から。

プロフィール
重松 英/Shigematsu Suguru(IR・戦略法務担当)
弁護士(第二東京弁護士会所属)・ニューヨーク州弁護士。東京大学法学部卒業、東京大学法科大学院修了。University of Virginia School of Law LL.M修了。アンダーソン・毛利・友常法律事務所、桃尾・松尾・難波法律事務所勤務を経て、2019年7月にツクルバ参画。2019年12月からIRも兼務することになり、以降、機関投資家との面談はすべて対応。2021年8月からIRチームがCEO直下になったことにより、より一層IRに注力することに。
著書として「ベンチャー企業による資金調達の法務」(商事法務、2019年)(共著)、「コーポレート・ガバナンスからみる会社法(第2版)」(商事法務、2015年)(共著)等がある。

なぜツクルバに?

入社当時のWantedlyの記事でも書かせていただきましたが、大きな理由としては、「このような意義のあるご縁はなかなかないだろうな」と思ったことです。

ツクルバ創業者の一人の中村が開成高校時代の同級生でした。その縁で上場前のツクルバの顧問弁護士になりました。

上場を控えたツクルバは活気に満ちていましたし、上場を通過点としてマーケットプレイス型プラットフォームとして成長し、中古住宅流通のアップデートに貢献していくという構想はすごく魅力的に感じました。

詳しくは私のTwitterのツイートに譲りますが、当時、家庭の事情で法律事務所とは違った働き方や経験を求めていた私にとっては、ツクルバで今後の成長フェーズを担う経験をしていくことは価値のあることだと思いました。

また、適切なマッチングがなされていないがゆえに価値が毀損されている日本の中古住宅流通市場において、ツクルバが成長することは市場の活性化につながると思いました。そして、それは中古住宅市場における「失われた500兆円」を埋めていくような大きなインパクトが期待できることであり、非常に意義のあることだと思いました。

(参考)住宅資産額が住宅投資額累計を上回るアメリカに対し、日本は住宅資産額が住宅投資額累計を大きく下回り、1969年から2010年までで累計約500兆円が失われている

500兆の図
出典:国土交通省「中古住宅流通促進・活用に関する研究会(参考資料)」平成25年6月

このように、ツクルバに入社し、その成長を担っていくことは、自分にとっても社会にとっても意義のあることなのではないか、そう思ったのがツクルバに入社した理由です。

とはいえ、入社当時はIRを担当することになるとは思っていませんでしたが(笑)

弁護士がなぜIRを?

これ、ホントなんでなんでしょうね?(笑)

というのは冗談ですが、たしかに、IR担当者のバックグラウンドとしては、金融業界経験者や経営企画、経理の方などが多く、法務バックグラウンドの人は少ないと思います。ましてや弁護士のIR担当者というのはあまりいないのではと思っています(もしお仲間がいらっしゃいましたらご連絡いただけると喜びます。色々お話させてください)。

そんな中で、自分がなぜIRをやっているのかというと、発端はCEOの村上から「IRやってみない?」と言われたからです。そして、実際にやってみると「これ面白いな」と思ったというのが続けている理由になります。

私はずっと法律事務所にいた人間なのでビジネスについては素人です。ですが、「根拠に基づいて誤解のないようにロジカルに説明する」ということについては、プロフェッショナルだと思います。

IRで大事なことは「会社の適正な価値を判断するための情報を適時的確に伝えること」です。そのためには、資本市場や投資家の方々の中にある考え方のルールを学び、それに対して、会社の事業内容と戦略を十分に理解した上で「根拠に基づいて誤解のないようにロジカルに説明する」ということが求められます。その業務自体は、今までのキャリアやスキルとそれほどかけ離れたものではなく、延長線上に存在しうると思います。

また、昨年、海外投資家の方がツクルバについて濃厚な英文記事和訳はこちら)を書いてくれたこともあり、幸い、海外の投資家の方とお話する機会も多く、留学経験も活きていると感じています。

IRの業務では、投資家の方々とのコミュニケーションの中で、会社に対する期待を感じることができるという喜びもあります。それと同時に、その期待を社内に適切に伝え、「期待を現実のものにしていかなければならない」という責任もあり、非常にやりがいを感じています。

IRにおける業務内容は?

IR担当者として、IR戦略の策定・実施、決算説明資料の作成、機関投資家の方との面談、機関投資家・個人投資家・IFAの方、それぞれに向けた説明会の企画・実施、投資家の方からの意見の社内へのフィードバック、その他のIR関連の問い合わせの対応などに携わっています。

私は、IRの他にも「戦略法務」という役割も担っていて、日常の契約法務等以外の、会社を強くしていくための戦略的な法務周りの仕事も行っています。その職責には、ガバナンスも含めたESGの取り組み等も含まれていますので、今後はここら辺をより一層充実させていきたいと思っています。

繝・け繝ォ繝上y讒禄5M2A4965

IRでのミッションは?

これはIRチームとしてのミッションですが、
「期待を投資に、投資を成長に、成長を結果に、結果をまた期待に繋げて、未来を現実のものにしていく」
ことです。

なかでも、私は、「より多くの人にツクルバを知ってもらって、期待をしてもらう」ということにより注力していきたいと思っています。

これまでのIRチームはCEOの村上と私だけだったのですが、11月から、今度紹介する松田が入社しました。松田は、証券会社の投資銀行部門出身で金融のバックグラウンドがあります。ですので、今後は、基本的には、資本政策や機関投資家対応は松田、私は個人投資家やIFAの方々の対応という形にしていくことをチームとして考えています。

もっとも、IRチームとしては、会社の適正な価値が判断できるような情報を伝えて株主価値最大化を行っていくのが大事だと思っていますので、上記のような分担は緩やかにありつつも、相互に補完しあって、「強いIRチーム」を作っていきたいと思っています。

最後に一言

このIR通信は、私が責任をもって担当していくことになります。ですので、このnoteをフォローしていただいたり、IRニュースレターに登録していただけると大変うれしいです。また、「こんな記事が読みたい」などのご意見やご感想などありましたら、こちらのお問い合わせ窓口までご意見いただけると励みになります。

加えて、上記のとおりTwitterもやっていますので、フォローしていただけると喜びます(笑)4~5時くらいの早起きツイート、不動産市場情報、物件ツイート、ツクルバ関連のツイートなどを行っており、今後はIR関連のツイートをよりこころがけていく所存です。

ツクルバでは共に「場の発明を通じて欲しい未来をつくる」仲間を募集しています。採用情報については、こちらをご覧ください。

また、IR通信の更新情報を含むIR情報をIRニュースレターで配信しています。配信をご希望の方は、こちらからメールアドレスの登録をお願いします。