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憧れとの付き合い方

この頃毎日ほんの少しずつ、
シンシンと静かに降る雪のように
焦燥感が積もっているのを感じていた。

程なくして、その正体は
ある特定の人物に対する憧れと気付く。

ただ、その人からは久々に「悔しい」という感情をもらって、その気持ちが“原動力”というポジティブなものにになっていたから…

まさか、気づけば焦燥感というネガティブなものに変わっていることに気がついた今日の正午は驚いた。

誰かに対して、憧れと比較を並べたことがなかったから、ああ私にもこの感情がやってくるのか、という動揺もある。

そこで考え始めたのが、
憧れとの付き合い方、だった。

ある人は、今の私に近しいとき、
とにかく他者への興味・情報ををシャットダウンすることで自分にフォーカスしたという。

私といえば、幾らか前に
「比較」という概念を悪にして否定するのではなく、
どうしても比較してしまうなら、
「自分の外形を確認するもの」として捉えれば良いという結論を出すような思考の持ち主なのである。

例えば、「赤色」は「青色」や「緑色」が存在するから、「赤色」と名付けられた。
色が赤のみなら、赤は赤である必要はなく、色で事足りる。
つまり、私たちは他者がいて初めて私が在る。

そんな考えを持つ私なので、
憧れとの付き合い方がシャットダウンというのは
勿論違和感を覚えた。


ただ、本日の私といえば
「憧れとの付き合い方に関する赤ちゃん」なので、
右も左も分からない…。

ひとまず、AIチャットくんに聞いてみる。
「憧れとの健全な付き合い方って?」

するとAIくんはこう答えた。

健全な付き合い方ができていない場合の兆候

・憧れが執着心や不安につながる
・自分の価値感が憧れの人や状況に左右される
・憧れを達成するために自分の健康や人間関係を犠牲にする
・憧れが現実的な目標や期待と乖離している

そのような兆候がある場合は、憧れとの付き合い方を見直す必要があります。自分自身、目標、価値観に焦点を当て、健全で現実的な方法で憧れを活用します。

まず、見事に兆候3項目に当てはまってしまう。

私はその人に執着をしているし、実際に久々に会ったときは感じたことがない莫大な不安を感じた。
私がやっていることは、その人が好きであろうこととも重なる。(偶然であって欲しい)
そしてその人は、数字や実態で見る限り、天地がひっくり返ろうとも私が一朝一夕でたどり着く場所にはいないのだ。


私が今追っかけているバンドumitachiの『24』の歌い出しを思い出す。


そして次に下段の言葉。

>自分自身、目標、価値観に焦点を当て、

ふむ。ある人とAIくんは同じことを言っている。
誰かではなく自分を見て測りなさいと。


n2が同じことを言っているので、
私のやり方ではない!と意地を張っていると
憧れに私が潰されてしまう可能性もある。


少し話は逸れ、どんな時でも「素直さ」は要になると思っている。少なくとも私は不器用なので素直な方面でやっていくしかない。

素直な私の気持ちを吐露すると、
やはり私の成功が当該者を惹く材料になると思って躍起になっている部分がある。

つまり、原動理由の半分がその人に置かれているのだ。


↑上記は心で分かっていても、
たった今初めて言葉という外形を持たせ自分の目で認識した。

人に憧れるのも悪いことではないし、
人と比べるのも悪いことではない。

だけど、原動理由を自分以外に置くことは、
走り出しは良くても、長い距離を走っているとブレやすさを高めるだろう。

イマに限らず、未来にも影響を及ぼす可能性がある。
悪性腫瘍だ。


憧れに近づくべく躍起になるのは十分!

ただ、憧れがいない場合でも自分はそれをやりたいのか。なぜやりたいのか。どうやりたいのか。

自分が見つめるべきは、
結局憧れではなく自分なんですね。



今日は「最近悩んでいること」をテーマに書きました。

このあと、ノートと一緒に自分と対話します💭

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