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わら靴をつくる技術を継承しよう~草履・わらじ・雪靴づくり~

草履をはじめとするわら靴のつくり方を習得し、つくり手を目指す講座です。

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わら靴は、祖父母が冬の時期に孫たちにつくってあげる、愛のこもった履物でした。今でも遠野では、わらじはしし踊りなどの伝統芸能で使われています。また、草履やわら靴は舞台の演劇や、日本の暮らしを伝える道具としての役割があります。

現在、わら靴をつくる技術を持った人が減ってきていますが、現役のベテラン職人から技術を継承し、つくり手を増やしていきたいと考えています。

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わら靴づくりのすべての基本となる草履づくりから習得し、その後、応用としてわらじ、つま先を覆う形の妻籠(つまご)や、冬の長靴である雪靴などの制作を目指します。ぜひ一緒に挑戦してみましょう。

【タイムスケジュール(共通)】
10:00~ 企画主旨説明・講師紹介
10:15~ 制作スタート
12:00~ 昼食休憩
13:00~ 制作続き
15:00 終了


◆場所:遠野ふるさと村 大工どん(建物は変更になる場合があります)
 岩手県遠野市附馬牛町上附馬牛5−89−1

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遠野ふるさと村は、江戸から明治にかけて建てられた南部曲がり家を移築した、日本の農村暮らしを体験できる広大な空間です。四季折々の表情を見せる豊かな緑樹に囲まれ、田植え、豊作を祈る行事、稲刈り、炭焼きなど1年を通して遠野の山里の暮らしに触れることができます。

◆定員:10名

◆準備するもの:作業しやすい服


₋こんな人におすすめ₋
・技術継承に興味がある方
・ふるさと村に通える方
・ものづくりが好きな方

講師プロフィール

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佐々木俊一
91歳、遠野市宮守町達曽部在住。16歳の頃から、炭焼きの仕事に履いていくための妻籠を作り始める。ゴム製長靴が手に入るようになるとわら靴づくりは一旦休止するも、ここ数十年は講師としてわら靴づくりを教え、福島県の会津や宮城県の栗原などで講習会を行い技術継承に励んでいる。

◆日程
第1回 2021年7月24日(土・祝) 草履をつくろう

<以降、学んだ技術を忘れないように定期的に開催します。>

第2回 2021年8月7日(土) 草鞋(わらじ)をつくろう①
第3回 2021年9月5日(日) 草鞋(わらじ)をつくろう②
第4回 2021年10月16日(土) 妻籠をつくろう
第5回 2021年11月21日(土) 雪靴をつくろう
第6回 2022年1月22日(土) 雪靴をつくって履こう

雪が降ったら、ふるさと村で雪ぐつを履いて歩いて、曲がり家に戻ったら吊るしてわら靴を乾かす体験をしてみましょう。(内容は習得レベルに応じて変更する場合があります)

◆参加費:6,000円(全6回)
ふるさと村には別途入場料(大人550円)がかかります。遠野市民の方はふるさと村民(登録料500円)になっていただくことで、2回目以降は入場料はかかりません。

※途中回からご参加いただくことは可能ですが、技術継承を目指す講座のため、基本的に1回だけの参加はご遠慮させていただきます。参加できない回はご連絡をください。(※ご希望の場合、別途講師から教わることができる機会を設定させていただきます)

◆協力:遠野ふるさと村

お申込み

下記Storesより事前決済をもってお申込みとなります。

現金決済をご希望の方は、メールアドレス(tsukuru-univ@nextcommons.co.jp)まで参加申込みをご連絡ください。


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