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#暮らしをたのしむ

【レポート】わら靴をつくる技術を継承しよう~草履・わらじ・雪靴づくり~

藁(わら)で編み上げた草履や雪ぐつなどの民具。かつてはごくあたりまえだった農閑期の手仕事も、現在ではその技術を持った人は少なくなっています。 遠野市宮守町在住の佐々木俊一さんはその技術を持つ一人で、16歳の頃から、炭焼きの仕事に履いていくため、草履やつまごと呼ばれるわら靴を自分で作っていました。 「つくる大学」では、草履をはじめとする藁(わら)の履き物の作り手を増やしていこうと、俊一さんから技術を継承する連続講座を、2021年にスタートしました。この記事では、2021年度

講座「手づくりする木の雑貨」レポート

6/13(土)講座「手づくりする木の雑貨」を開催しました。 ほっこりする暮らしの雑貨を、自分の手で作る講座「手づくりする木の雑貨」。何を作るかは参加者の自由で、木材を選ぶところからスタートし、木の雑貨づくりを通して、自分で考え、作ることの楽しさを発見する講座です。 マスク着用、常時換気など、コロナウィルス感染拡大防止の対策を取りながら、小上がりと裏庭と道具U(以下、U)にて開催しました。講師は遠野市在住の須田さん。 この日は市内、県内から5名の方が参加。「ちょうどスプー

講座 「どんぐりの草木染」レポート

みなさんの着ている衣服などに使われる布は、化学染料やカラーインクを使って染色やプリントを行っているものがほとんど。しかし、今から150年ほど前まで、たいていの布は自然の草木でつくった染料で染められていました。今回行った講座「どんぐりの草木染」では、昔ながらの染色方法「草木染」について学び、実際に染色体験を行いました。この記事では、当日のレポートをお届けします。 ずっと好きでいられる、自分にしかつくれない、自然のもの今回の講座は遠野市附馬牛町に住み、草木染の工房で10年ほど働