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「ぼくたちは勉強ができない」で、何故同級生を差し置いて桐須先生が圧倒的一番人気なのか

皆さんこんにちは、なんでもつくるレイです。

これまでに特定の作品に対してのコラムというのは私の大好きな「五等分の花嫁」のみで他にまだやっておりませんでした。(五等分の花嫁のコラムはコチラ
まぁネタ的な考察コラムでドラえもんやポケモンやサザエさんなんかが出てきたことはありますが、それらを除くと2回目になります。いつまでも語り継いでいきたいとよく言っているダイの大冒険か涼宮ハルヒの憂鬱のどちらかに正直なるだろうと思ってましたが、ここにきてまさかのぼく勉。まぁ五等分の花嫁下位互換(暴論)である本作ならある意味ふさわしいかもしれませんね。

というわけで「ぼくたちは勉強ができない」ですが、こちらは週刊少年ジャンプのハーレム系ラブコメです。五等分の花嫁と違い、同級生、先輩、そして先生、とヒロインの幅が大きなところが特徴であり魅力でもあります。とはいえ同級生と先輩はともかく、普通、先生はヒロイン(単なる女性登場人物的なニュアンス)の一人であったとしても、ラブコメ戦線には参加しないし、脇役中の脇役であることがほとんどでしょう。そんな中、このぼく勉では先生である桐須真冬が人気投票で圧倒的な支持で1位になるという、これまでの常識を覆す結果となりました。それは何故なのか!ということを掘り下げようというのが今回のコラムです。

ちなみに私はぼく勉をアニメでしか観ておりません。漫画は全21巻既に完結してるようですが、アニメ2期分でしか話せませんのでそこをご了承下さい。

ではここからその理由を私が考える視点で4つあげていきたいと思います。


①美人教師と個人的に親交が厚くなることは男のロマン

主人公は明らかに他の男子生徒と比べて桐須先生との接点があります。何なら先生の自宅にまで行ったことがあるレベルです。普通そんなことはあり得ませんよね。
私自身、高校の時に若い女性教師が多かった環境だったのもあり、割と色んな先生と交流しましたし、中には他の生徒よりも特別だっただろうという関係性の先生もいました。学校外のプライベートを共にしたこともあり何ならプライベートで先生の車に乗ったこともあります。これもかなりレアな方の部類なんじゃないかなと思いますが、そんな私でもさすがに先生の自宅に入ったことはありません。
もし上記の私の体験に対して、なんか面白くないな、何言ってんだこいつ、ってなったとしたら、それは多分嫉妬から来ているのではないでしょうか。
「羨ましい」「俺もそんなことしたかった」
ということは裏を返すと、そういうことに憧れがあるということですよね。
そう、男ならそういうロマンを抱きがちだと思うのです。そういう意味で、多少なりとも主人公に感情移入しながら見ている読者は、そんな特別な関係性の先生というものを一つのブランドとして見てしまっても仕方がありません。


②本来ヒロインに加わるはずがないポジションのはずなのに徐々に「ひょっとしたら」と思わせる期待感

これも先程のと近いところではありますが、学園ラブコメにおいて本来教師はメインヒロインにはなり得ません。サブヒロインだとしても、主人公に対して恋心を芽生えさせるような展開はかなりレアでしょう。普通は何らかのスパイスだったりツッコミ要員や変わり種要員、テコ入れによりうまれた新キャラの一人…というような感じでしょう。
しかしながら桐須先生ときたら、家にあげたり普段他人には見せない一面を(意図的でないにしろ)見せたり…。私はアニメでの出来事しか知らないですが、その中だけでもいわゆる"デレ"を、デレそのものではなくとも変則的なそれであったり近似的なそれであったりを見せてきます。しっくりくる言葉で言えば「うろたえる」ことがちょいちょいありますよね。それらは「ひょっとしたら先生も今後デレてくれるのではないか?!」という期待感を持たせてくるのです。原作で話が進むともっといい感じになってくるのかも…??(コメント欄でネタバレは絶対にしないように!)


③数々のギャップ

最初この記事をタイトルとこの項目だけを箇条書きで書いてまして、数々のギャップって勢いで書いてしまってましたが、イメージで勢いで書いちゃったかもです。というのもアニメ観てから何年もたっており原作もみてないので、結構色んなこと忘れてるんですよ。ただwiki見ちゃうと見たくもないネタバレ見せられることも往々にしてあるので見ることができない。
そんな中私がイメージで語るとすれば、普段の桐須先生はかなり厳格な態度で規律にも厳しいというタイプの教師のはずで、生徒と馴れ合うこともなくどちらかと言うととっつきにくい性格、よく言えばキャリアウーマン的な感じだと思いますが、実はドジだったり、家ではズボラで、家事も不得意、とどこか抜けた面が目立つのです。そのダメな面だけを抜き出してみてしまうとアレですが、普段とのギャップとして見ていった時にはやはり可愛らしく映ってしまうものでしょう。ポンコツな年上というのも近年は一つのテンプレとして確立されてますしね。



④メインヒロイン達がいまいち魅力がない

さて、ここまで桐須先生自身の素養によるところから理由をアプローチしていきましたが、もう一つ大きな理由ではないかと思っているものがありまして、それがコレ。
まあこんな風に言ってしまうと、
「なに言ってるんだ!魅力たっぷりだろうが!」
「それはアンタの勝手な見立てだろ」
と思う人がいるかもしれません。それは確かに否めません。しかしながら、メインヒロイン差し置いてサブヒロインが1位…それもぶっちぎりとなってしまうのですから、その可能性を示唆されても仕方のないことでもあります。
メインヒロインという定義は曖昧なものではありますが、メイン格だと思える人らを3人あげるとするならば、緒方理珠、武元うるか、古橋文乃、この3人になります。あしゅみん先輩はどちらかというと桐須先生寄りだと思うのでここからは外します(これで実はあしゅみん先輩と結ばれてたらどうしようw)。

まず緒方理珠は、支持されるであろう大きな素養は、眼鏡っ娘であることと巨乳であることです。ただ、そうあげたように外見が目立ってしまったためにキャラ全体の魅力の深堀りになりにくかったかもな…というところがあります。一つ可能性を感じるのは、恋心を知らないところから始まって、恋心とはなんなのかを探索していき少しずつ意識していく様は今後クーデレとして大成するポテンシャルは持っているなとは思います。

次に、武元うるか。こちらは緒方とは逆に性格が特徴的で、最初期から主人公へ好意を抱いているのが明確なキャラです。主人公へデレるキャラは一定数の支持を得ることが多いと思うのですが、実際のうるかの人気面はどうだっだのでしょうか…?
ここはかなり主観での印象が強いのですが、私個人は本来うるかのような性格のコはだいたい好きで、二次元に限らず三次元でも大好きなのです。…なのに!うるかは全く惹かれませんでした。それが何故なのかがわからない…!という完全に個人的な評論で申し訳ないですが、そんな理由だからうるかの魅力のなさの正体がつかめていません。ギャップがほとんどなかったことは一つディスアドバンテージだったかもしれません。あとは、最初期から負け犬感全開で"ひょっとしたら"を匂わすことすらできなかったことも影響しているかもしれません。

最後に古橋文乃。文乃は他の二人に比べるとヒロインらしさが強いかなと思います。ですから、どちらかというと「メインヒロインに魅力がない」と言ってしまったことが申し訳ない程のポテンシャルは持っています。人気投票の時期がどの辺りだったか把握してないのでアレですが、特にアニメ2期終盤での文乃への期待感はうなぎ登りだったのではないかと推察されます。
そんな文乃も、作品序盤は見た目的な正統性はあるものの、いまいち主人公との恋愛的な将来性が垣間見れる雰囲気がなかったところ等が少し出遅れにはなったかもしれません。

というところですが、何度も言うように私はアニメ2期分しか観れてませんので、最終的にこの3人が(ラブコメ的に)どこまで成長したのかを知りません。その点は重々ご承知おきください。


おまけ

あらゆる質問に答えてくれるAIのChatGPTくんに質問してみたらこんな答えが返ってきました。

ChatGPT様による回答

なんかそれっぽいこと言ってるぞ!

他にも漫画・アニメを始め色んなコラムを書いています。
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