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【初心者・中級者向け】ボードゲームに強くなるコツ7選vol.7

ついに完結編というか最終回やってまいりました。長かった!
当たり前のことから始まり数々の考え方などを書いていましたが、参考になってますでしょうか?

前回はコチラ

【初心者・中級者向け】ボードゲームに強くなるコツ7選vol.6


最終回となった今回のテーマは…

「1手番を重く捉える」

です。


さて、最終回ともなればその集大成を、といったところですが、この7選のテーマだけをメモしていたのがなんと今から2年半も前のことです。

覚えていない…!何をもってこれをテーマにしたのかを…!

いかん。最終回なのにそんなことでは…!
ということでまぁ何かしらのたまわっていくわけですが。

これをテーマにしていた2年半と今とで、私自身も多少考え方が変わってきた部分もあるのですが、この世には1手番が重いゲームと、そうでないゲームがあるなという風に感じるようになってきました。後者はつまり、道中多少ミスをしても大きくは響かずに取り返すことができる、ということです。これは、ゲームデザイナーが敢えてそういう風につくっていることもあります。

ただ、どのようにつくられているかは一旦おいておくにしても、ゲームをうまくプレイしよう、という意識の中にはやはり、手番を大事にするということは重要です。
例えばパスに近い行動が存在するようなゲームであれば、その回数をいかに減らせるかを考えたいです。パスに近い行動というのは多くの場合が他のアクションよりかなり弱い行動であることが多いからです。ボードゲーマーなりの用語で言うと「しゃがむ」ですね。その回数が多ければ必然的に勝利からは遠のいてしまうでしょう。
この考え方を広げていくと、パスに近いアクションではないにしろ、そのゲームで出てくるいくつかの選択肢の中でどれが比較的弱いアクション、弱いカードなのか、コスパが悪いのかを見極めていきたいです。もちろんこれは初心者・中級者向けということで「そんなこと言われても、そもそも強弱がわからない。その方法を教えてくれよ」と思うかもしれません。

そんな簡単にわかる方法はないんです!

簡単にわからないからゲームとして成立してるんです。ですから、そこについては多くの経験値によって感覚を養っていくものだと思います。
なので今は、弱いと思われるものを選択する回数を減らすことをとりあえず意識しておきましょう。それはただ単にゲームのプレイングがよくなる、ということではなく、"失敗に気付く"ということに繋がっていき経験値となって蓄積されていくことでしょうから。


というわけで、結局グダグダな感じでまとめてしまいましたが、いかがでしたでしょうか。
ゲームがうまくなる方法は、遊ぶ時のそれであるかのようにも思えますが、ゲームクリエイターにおけるゲームデザインでも相当生きてくる考え方でもあります。とくにゲームバランスの取り方、アプローチを考えていく際には重要ですので、ただ遊ぶ方も制作者の方も、是非今一度vol.1から遡っておさらいしてみて下さいね!

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