見出し画像

「やっちゃえNISSAN!?」の話

皆さんが面白そうな事をしてると……
自分もやっちゃいたくなる。

それが世の常、人の常。

これな!

(遅い……遅いな?)


大体、私はこういうのと相性が良くない。
大好きなのに。
それを今回再確認した。

私の愛の一方通行……アゲイン。

まず……
読み進めているとこんなんが出てきた。


ポチっ。
これを……
押すやろ?
「診断スタート」
って書いてあるのですから。

ふむふむ……
え?
アレー?

希望の年収とか
今までの職種とか聞かれる……

(え……随分と生々しいな?これ……心理テストじゃろ?)

まあまあのボリュームの質問に全て答える。




「登録が完了しました。リクナビ」



やっぱりねーーー!!!


おかしいと……何か変だと思ってたんだ。
(ホントダヨ)

どうする?

 あきらめる
▶あきらめない!!!

既に(心は)ズタズタ

くっそー!
何だよ、すげぇわかりづれぇ!!

もう一回……
「無料で診断する」
あ……これかぁ。
ハイハイ。

いくつかの質問に答えると

「次の質問→」
というのが出てくるのだが……

何と、そのボタンが……

NISSANの広告で8割隠れている!!



(え……ウソじゃろ。こんなお粗末な……あり得るん?誰か……確認せぇよ……)


まあ……
残りの2割でギリ、ボタン押せるから
ええっちゃええけど……

答える。
答える。
答える。

(コレ……質問多過ぎじゃない!?)

既に面倒くさい。

それでも地道に答える。

だってここでやめたら、何か負けた感じじゃない?皆フツーにやってるのに!それにここまでかかった時間と労力……

ここで損切りが出来る程……


私は大人じゃない!←ギャンブルに向かないタイプ

大丈夫!!

私だって……きっとやれば出来る!!

で、やっと最後の質問を終えて……

コレがな?

NISSANの広告に9割隠れて……

ボタン押せないんだが!?


今までのは、残りの2割で何とかなってたけど……

今回のはもうどうしようもないヤツ!!

クッ……
クッククック……

(初めて見たよ)

はっ……
はっはっはー。

もーやだ……
あーあ……


もうこの世には
才能適職免許証なんてないものとして、己の人生を歩き出す私。

数日後、ふと閃く。

「はっ!これ、ネタに出来るヤツやん!」

わーい!
そうとなれば、もう一回挑戦して……

こないだのめちゃくちゃ邪魔してるNISSANの広告をスクショしようっと!

よーし!


あ……れ?

か……

改善されとる!!


フツーに……ボタンが押せるよ……


と思うとでも?

やっちゃったな、NISSAN!!



迅速な対応、とても素晴らしい。
けどな?
もうえーわ!
ってなった私のこの気持ち……
何処にぶつければ?

そして、(渋々)無事にやり遂げた私のこの結果。

食材として例えると……シイタケ?


悪くない……ボソッ
あーうん。マアネ。


ざっくり、宗教家……!?

そんな事ある?
心理テストでさあ……
職業の適性でさあ……


「僧侶」「教祖」「占い師」「呪術士」


でも、なんとなく……

向いてない職業の

「電器屋店員」
「看護師」

よりは向いてる気がするわ。

「教祖」の方が。

なんとなく。

こないだ、仕事を教えてくれたHさんと久々に一緒にお仕事であった。

その少し前に会社のミーティングがあり……
それに参加した。

始まって早々に

(あ、今回の話はとある議題についてのミーティング濃いめのグレーなヤツで、それを選ぶ選ばないを決め、選んだ人はどうするかを伝えるの巻だな)

と気づいた私は

「すいません。今日の話って〇〇についてなんです?」

「ええ」

「それなら私、必要ないので……仕事行ってもいいです?」

「えっ……」

「私、いらないので……今日の現場、遠いですし、出来れば出発したい……今すぐに!」


「……はぁ……どうぞ」


社長の息子である専務が答えた。


私は、今の会社でこういう時に発言するのが私しかいないのをよく知っていた。

前はHさんの母上がその役を担っていたが、数年前、辞めたので。
 
ウチの会社のミーティングは……
本当に実りがないので……(カナシイネ)
意味があったと思った事がないので……
ただの一回もないので……(絶望的)

それでも、普段はきちんと参加しているのよ?

ただ、今回のは……
本当にいらんかったから……

で、私がこう言って出ていけば、Hさんなど他の人がね……

「私もいらないかなー」

って言いやすくなるじゃろ?

だから、敢えてじゃなぁ……
憎まれ役を買って出るという……
アレをな?

した訳だけども、すっかり忘れていた。


お昼にコメダ珈琲でおしゃべりしていると
Hさんがこう話し始めた。

「こないだのミーティング、はらさんが『私いらないです』ってスパーンと言ってくれてさ……」

「ハイ」
(あ……流石にあかんかったかな……)

「はらさーん!良く言ってくれた!って心の中で拍手しとったんよー!」

「あー、なら良かったです」

「おかげで、『私もいいです』ってあのあと言いやすくて……」

「本当ですかー」

「うん。前のミーティングの時も……」


ある問題が起こり、今後どうするかという話になった。社員&他業者間の連絡ミスが原因だったので

「今後どうするも何も……その業者さんと社員さんの間できちんと連絡取り合っとけば、起こらなかった問題ですよね。私らに出来る事も話し合う事も……ないと思うんですけど」

終了〜!

となりそうな所を、話し合う必要もない事で延々とこねくり回し……

「それなら……今その分の特別手当(のようなもの)をつけてるけど、それはどうします?」

と専務。

「何故、そのような話に……我々に関しては現状維持でいいじゃないですか。ここにいる人達はそのレベルの失敗はしないし……誰も何の文句も言ってないですよね」

「でも、次また同じような事が起きたら……」

「イヤ……だから、何回も同じ事を言いますけど……」

ふりだしに戻る。

「あの時も強めに『さっきも言いましたけど!!』って……キャー!はらさーん!って思っとったんよ」

「イヤ……なら、もう少し賛成なり応援の雰囲気を出してくださいよ」

「それは……ムリなんよ〜」

「そっすか」

「はらさんが『日曜は働きません』『頑張りません』『早く帰ります』ってガンガン主張するから……私もそうしよって!」

「良かったです」

「私……はら教の信者じゃから!!」


「マジすか。5人目ですね」

「ついていくから!」

「いや、いらないです。自分で歩いて」


そろそろ……アレかな。
壺的なヤツを用意しとかんとアレなんかな。
陶芸教室かな……


 





 






 



気が向けばサポートして下さると、大層嬉しいです!頂いたサポートは私自身を笑顔にする為に、大事に大事に使わせてもらいますゆえ、以後よしなに(๑•̀ㅂ•́)و✧