「365日、日替わらない弁当」の話
新年度、新学期が始まった。
お弁当作りを頑張ってる人、お疲れ様です。(画像はイメージです)
私は、夫と私のお弁当を毎日作る。
最初のうちは本を買って毎日違うお弁当を……と頑張ろうとしてみた。
わっぱに入った鮭のお弁当とか、こじゃれた感じのがいっぱい載っている。
(ほーぅら、こんな素敵なお弁当🍱作ってみたら?素敵な奥様っぽいんじゃない?)
本が私に呼びかける(気がする)。
夫に言ってみた。
「こんなん美味しそうじゃない?」
「いや……俺は大丈夫。魚はあんまし好きじゃない。出来たら毎日唐揚げ弁当がいい。あのお弁当が最高!量もバランスも丁度いい!」
「あー……そっかー。」
と言われた、うちの365日、日替わらないお弁当がコチラ。
ちなみに、私のはモモ肉、夫のはささみの唐揚げである。
夫の仕事が休みの時でもお弁当を作る。出来たてのお弁当を
「はー、美味い!最高!」
と喜んで食べる夫。
私も唐揚げ弁当が一番テンションが上がる。
もういーや、栄養とか日替わりとか映えとか、無縁で!
という潔い意思は、清々しくすらあろう。
子供が夏休みの学童保育の時に、毎日お弁当が必要になり、てんてこ舞いになった。
子供もまだ小さいし、ある程度カワイイお弁当作らんとな?
つくねはキャラ弁の本をてにいれた!
今度こそ……頑張れ私!
覚醒せよ、私に眠るフォース!
数日後……
ああ!やっぱり無理!!私、毎日違うお弁当作る才能がない!
という事に気づいた。
毎日メニューを考え、違う物を作る作業を楽しいと思えない。苦行でしかない。
すまん!息子よ!我が家はワンパターンのお弁当です!
私のお弁当は日替われない!!
小学校は給食があって本当に良かった!感謝しかない!栄養もたっぷり!やったー!
毎日違うお弁当を作っている人は、本当に素晴らしい能力だと思う。
作れない人は、それで良いのだと思う。
その能力は今回の人生において、我々に必要のない能力だったのだ。
毎日違うお弁当を作れる才能は……
来来来世に期待するとしよう。
気が向けばサポートして下さると、大層嬉しいです!頂いたサポートは私自身を笑顔にする為に、大事に大事に使わせてもらいますゆえ、以後よしなに(๑•̀ㅂ•́)و✧