「そこに『たけち』はいないから」の話

毎日noteを書いているが、創作は少し敷居が高く、ハードルが高く、壁がある……

要するに「照れ」があるのだ。

人が書いてるのを読むのは純粋に楽しめる。

おぉ……

あぁ……

何と…… 

感情を揺さぶられる色々な物語、詩、ショートショート……


本当に皆さんの才能にはおったまげる。

たまには少しレベルを落としたヤツを書いてはどうだろうか?

私の為に……


さて。

何故つくねは、かように己の創作に「恥ずかしい」という気持ちを抱いてしまうのか……

記憶を遡る……


あいつだ。

「たけち」

武〇〇〇(男子)。

小2の時の同じクラスの男子。

たけちは事あるごとに私をからかった。


ある時は名前をからかい

ある時は国語の作文をからかい

ある時は描いてる絵をからかい


ありとあらゆるものをからかう能力を、私に対していかんなく発揮した。

その頃、内気だった私は

「やめてよー」

としか言えず、そんな些細な抵抗は彼を止める力になりえなかった。

「何それ変なのー」

(ヒドい……悲しいし、恥ずかしい……)

幼い私はいたく傷ついた。


今なら言える。

「貴様、私のコトすきなんじゃろ?」

図星なら

「ちょ……、おま」

となって、それ以降からかわれる事はないだろう。

勘違いなら

「こいつ、やべー」

となって、それ以降からかわれる事はないだろう。

どちらにしろ、あやつの動きを止められる……

くっそー。

何でそんな事も出来なかったんだ……

小2の私よ。


そんな訳で。

創作となると、あの時の記憶が呼び覚まされるのだろう……

しかし。

天はつくねを見放さなかった。

これよー、コレコレ!

俳句は……

照れずに出来たぜ!

やった……


Σ(`艸´;)ハッ!!

このnoteの世界には……

「たけち」がおらん!!


私がへっぽこな創作しても……

誰も変な感じにからかわない!!

なんてこった……

そんなこんなで、先程の短いお話を書いてみてのだ。

まだまだ少し照れますけれども。

Lv.1の吟遊詩人つくねの冒険は始まったばかりなのだ。




  

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