「嫌よ嫌よも好きのうちと心底嫌いの間には深くて暗い谷があるんだぜ？」の話

⚠ある人物をディスってる記事を書いているかに見えますが、どうぞ広い心で最後までお読み下さい。最後まで……どうか……伝われ私の愛⚠

（くっ……また出てやがるぜ……）

ありし日のつくねは、とある俳優さんが好きでなかった……

端的に言って嫌いだった……

ロン毛でパーマでヒゲでタトゥーとかしてる男の人……

（noteの世界にあまりおらんビジュアルの人だと思うけど

あ！

「私の彼氏じゃ！」

「うちの夫よ！」

「俺のこと？」

という方がいたら、本当に申し訳ない！

今は頭髪の長短、毛量の多少なぞ、風の前の塵に同じ。

この時の私はまじで、まだ半人前でつくねにあらず。

いや、ミンチですらなく……

（え？ニワトリってこと？）

（はじめまして、わたしの家族です）

それぞれ単品ならいいのよ？

でも、上記の4つの条件全て満たす男性……

そんなヤツは

△✕◎△で

◎△✕なヤツで

顔からして絶対□□✕◎のハズだ

（レベルE〜ドグラ星王子の日記より）

と思っていました……

↑

ホント、こういう決めつける人間ってあかんよな！最低！！

分かる〜。

さて。

件の人は、色んな所で活躍中の人であった。

クローズZERO Ⅱでは敵校のラスボス。

他の追随を許さない、圧倒的な存在感！

（そりゃ、滝谷源治と黒木メイサちゃんが一番カッコいいけど）

ブザービートでは山Pのライバル役。

悪役とはこのことか！
と、演技とはとても思えない役作り！！

かと思えば、ライアーゲームでは、ゆるーいおとぼけおまわりさんを演じる……（おぼろげな記憶）

ほっこりさせやがって！

その上！

素敵なバンドのドラムやってるってよ！！

（むーむーむーむー）

ある時、ドラマを見ていると、また彼が出ていた。

（何なん、私の周り（？）をチョロチョロと！！）←理不尽な怒り

つくねのイライラは頂点に達した。

「いや、私そんなにドラマも映画も見てないんよ？なのにさあ、こやつ！私の見るドラマ見る映画、すげぇ出てくる！」

すると、かっちゃんはこう言った。

「大好きなんじゃないの？」　

「え……？」

「だってオレ、わからんもん」

「あー……かっちゃんは、違うドラマ出たら全然気づかんタイプじゃもんなあ……」

「名前聞いても、誰それ？ってなったよ」

えぇーー？

わたしが？

大好きとな？

…………納得いかねぇ。

しかし。

しばらくして、TVで安達祐実さんと中村勘九郎さんと対談しているのを見て（高校の同級生らしい）

（あー……いい人そう……面白いし……

あーあ

はい、ごめんなさい……好きです）

と認めるしかなくなって、今に至る……

つくねは……守備範囲が広がった。

すなおなこころを手に入れた。

金子ノブアキさんが、割と好きです。

（素直でない）

プロミス・シンデレラで茶房のマスター役をしてるらしいよ。

見よっかな……

取り敢えず……

飲むしかない。