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わたし、深爪を卒業します。

この見出し画像の写真は紛れもなくわたしの手の写真だ。この爪を見て、こいつは深爪だという人はおそらくいない。でも、わたしは一年前まで深爪だった。この一年、時間をかけて爪を育てているうちに、気づくとわたしは深爪を卒業していた。

わたしの爪は弱かった。

ちょっと閲覧注意ですが、下の画像がちょうど一年前のわたしの爪の写真です。爪が薄く、爪のまわりは常に乾燥していた。少しの衝撃で爪が割れたり、ヒビが入ったり。その亀裂が服に引っかかり、爪が剥がれたり。お風呂に入れば、爪がふやけて簡単に裏返ってしまうほどだった。とにかくわたしの爪は弱かった。

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本当によくないことだけど、この弱い爪を保護したい、この深爪を隠したい。そう思ったわたしはジェルネイルをした。ジェルネイルのおかげで怪我をすることもなく手を見るたびに可愛いので、気分も上がるし最初のうちはよかった。しかし、オフをしてもらって新しいジェルネイルをする、そんなことを繰り返すうちに、わたしの爪はもっと弱く、もっと薄くなっていった。その爪を保護するために、隠すために、またジェルネイルをする。ジェルネイルをしないと、生活ができない爪。完全に爪が負のスパイラルにハマっていた。

爪は変えられるよ。

こんな弱い爪で悩んでいるときに友達から、こんなことを言われた。
「爪は変えられるよ。」と。聞いた時、一体どういうことかよくわからなかった。その子の爪は、縦長の強くしっかりとした綺麗な爪だった。「どういうこと?」と聞くと、「わたし小さい頃昔深爪だったんだよね、中学の頃にそれが嫌で頑張ったら、なんか伸びたし、爪厚くなったよ。」と。

衝撃だった。まず、爪って白い部分は伸ばせても、いわゆるネイルベッドの部分は一度深爪になったら一生変わらないと思っていた。本当にそんなことができるとしたら、やるしかない。そう決めた次の日に、私はジェルネイルをオフしにいった。新しいジェルネイルはせず、その帰りにドラッグストアで買い物をして帰った。

爪を育てるためにした4つのこと

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経過画像を見てもらえば一目瞭然だが、わたしの爪は一年前と比べて、形もネイルベッドも劇的に改善した。半年前と比べて、爪に厚くなり、表面の凹凸が消え、丸みが出てきたことで、強い爪になった。これほど大きく変わった爪だが、わたしは特別なことはしていない。全てドラッグストアで購入できる物だけでここまで爪を伸ばし、強くした。

以前のこの記事に使った道具を記載しています。

1. 爪をやすりで削り、スクエア型に整える
まず、除光液で爪の余分な汚れを拭き取る。その後、形を整えていく。爪は爪切りで切るものだ!と思っていたが、やすりで削るのがいいと知る。確かにネイルサロンに行って、形を整えてもらうときに、爪切りで形を整えてもらったことはなかった。この情報はまじだ、と思い、友人からもらってずっと使っていなかったガラス製のやすりを使った。こんなところで役に立つとは。その形を整えるさい、衝撃に耐えやすく、爪が一番綺麗に長く見える形がスクエア型と知る。今までは適当に円く整えていたが、四角く整えた。結論、確かに割れにくかった。

2.甘皮の処理をする
これが一番時間がかかるし、手間だ。甘皮をしっかりとふやかした後、優しく爪に張り付いた甘皮を剥がしていく。爪の真ん中あたりから根元に向かって、くるくるとネイルプッシャーで処理をしていく。剥がれた余分な甘皮をニッパーを使ってとっていく。わたしは、ニッパーを扱うのが怖かったのと、少し値段が張るので、爪切りで代用していた。これは正しいやり方では無いので、注意して下さい(彼女は特別な訓練を受けています)。

3.ベースコートを塗る
甘皮の処理が終わったら、ベースコートを塗る。爪は何も塗らない状態が一番爪に良いと思っていたが、それは間違い。実際は、ベースコートを塗って爪を保護する方が爪に良い。お肌で例えるなら、化粧水するくらい大切なことみたい。このベースコートを爪の裏に0.2mmくらいと爪の表面に塗っていく。

4.手の保湿をする
乾燥がネイルベッドが伸びない原因らしく、こまめに保湿をすることは爪を綺麗に伸ばすのにとても大切なことのよう。わたしは、在宅ワークで家にいたので、自分のデスクにポンプタイプのハンドクリームを置いておいて、気がついた時に保湿をしていた。

このケアを週に一回欠かさず行っていた。わたしはずぼらなので、お風呂に入る前に形を整え、お風呂に甘皮処理グッズを持ち込み、湯船に浸かりながら甘皮の処理をして、あがったらベースコートを塗るという流れでやっていた。これを毎日しなさいなどとなると難しいものの、一週間に一回のケアでここまで変わることができる。ゆっくりで良いので続けて欲しい。

深爪を卒業した、いま

わたしはゆっくりと時間をかけて、深爪を卒業した。良いことが何かあったかと言われたら、爪が原因で怪我をするということはなくなったということくらい。ただ、手元に圧倒的な自信がついた。なんとなく、手元に自信がなく、ネイルやマニキュアを思う存分楽しむことができなかった。そんなわたしでもいまはセルフネイルをガンガン楽しむことができるようになった。

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これをnoteに書いた理由

このことを個人のインスタグラムで投稿したところ、反響が大きく、友達や先輩、後輩からたくさんそのケア方法について、教えて欲しいとメッセージやコメントが届いた。自分だけで感じた変化ではなく、他人が見てもちゃんと変わっているんだと実感できて、とても嬉しかったと同時に、同じように自分の爪の形で悩んで、自信が持てない女性はこんなにもたくさんいるのかと知るきっかけにもなった。この方法で自分が変われたから、あなたも絶対などと無責任なことは言えないけれど、この方法で変われる人がいて、自分をもっと好きになれるのなら、是非共有したいと思った。ここまで読んでくださってありがとうございました。

まだまだわたしも爪育成を続けようと思うので、一緒に頑張ってくださる方が増えたら、わたしは嬉しいです。

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