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リラックス手法の一つとして「サウナ」のある生活を

スマホやパソコンとの共存で、常にブルーライトを浴び、メッセージの返信に追われる日々。
クーラーによる冷え、ストレスフルな社会。
現代人は、リラックスすることが難しい環境に置かれているなと感じています。

さらに、リラックスに関与している副交感神経は、加齢により低下。
ますます心身を休めることが困難になっていく。
常に緊張状態で過ごしていれば、自律神経のバランスは崩れ、様々な不調を来たしてしまうのです。

何かいい方法はないだろうか?と考えたとき。
温泉のサウナ室前にあるボードが目に入りました。

「サウナ室(交感神経)→水風呂(交感神経)→外気浴(副交感神経)」

シンプルな解説でしたが「これだー!」と目の前がパーッと明るくなりました。

これまではサウナ室を横目に「今流行ってるよね。熱さの限界が来るまで我慢して、水風呂に入って、その落差を楽しむなんて、無理無理」と通りすがっていたのですが。

サウナは自律神経を整えるのに最強なのかもしれないと思ったら、正しい入り方を学ばずにはいられなくなり、本書を手に取りました。

サウナ室、水風呂の極限状態で交感神経が優位になり、外気浴で反動をつけて一気に副交感神経が優位になる。
つまり、強制的にリラックスできるということ。
忙しい現代人にとっては、持ってこいな手法です。

とはいっても、間違った入り方をすれば、ととのうどころか、熱中症、二酸化炭素中毒、サウナ中毒といった症状を引き起こすことになります。

ネットの情報は玉石混交。
本書では、安全にサウナを活用してほしいと、サウナのメリットだけではなく、「心身に悪い入り方」についても説明されています。

お財布にも優しく、リラックスした体を作るだけではなく、うつ病を主とする精神疾患、心筋梗塞、認知症、アルツハイマー病のリスクを下げてくれるサウナ。

正しい知識を持って、日常にサウナを取り入れながら、健康に暮らせる人が一人でも増えることを、私も心から願っています。


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【プロフィール】
築紫悠(つくしはるか)
看護師歴13年 産婦人科・新生児集中治療室・整形外科勤務経験あり。 周産期・周手術期・悪性腫瘍・終末期医療について深く学び、体と心の痛みを抱える患者・家族に寄り添う看護を身に着ける。
自分を犠牲にしながら多忙を極めていたが、パートナーの闘病や子育てを通じ「本当の健康とは何か」を学び始め、退職を決意。 現在は家庭に重きを置きながら、オンラインナースとして「頑張りすぎて体と心を壊す人を減らしたい」というビジョンの下活動中。

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