コンセプトアルバムの世界

note記事投稿 第3弾 TMPのKNRです！

突然ですが、皆さんは普段どのように音楽を聴いていますか？？
最近では手軽さやリーズナブルさから、SpotifyやApple Musicなどのサブスクリプションで音楽を聴いている人も多いのではないでしょうか。僕も普段からSpotifyを愛用している人間です。
そんな便利なサブスク配信ですが、好きな曲や気に入った曲を繰り返し聴くことが多く、アルバムを通して聴く機会は少ないのではないでしょうか？

そこで今日は、アルバムを通して聴いてみたくなるコンセプトアルバムについて少しご紹介したいと思います

そもそもコンセプトアルバムとは？

世の中の大抵の分からないことはWikipedia先生が教えてくれます。早速聞いてみましょう。

コンセプト・アルバム（Concept Album）は、ある一定のテーマまたは物語に沿った楽曲によって構成されたアルバム。アルバム全体でひとつの作品になっている作品をさしている。

通常、ロックのアルバムに収録されている曲は、互いに無関係な単独の楽曲から構成される。コンセプト・アルバムとは、それぞれの楽曲が関連を持ち、アルバム全体で一つのストーリを持っているようなアルバムを指している。

とのことです。分かりやすいですね。
早速、いくつか著名なコンセプトアルバムを紹介していきたいと思います！

The Beatles "Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"

言わずと知れた伝説のバンド、The Beatlesの8th Album, "Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"は、架空のバンドのショーというコンセプトで制作されており、史上初のコンセプトアルバムと言われています(諸説)。

1曲目にクレジットされているバンドのテーマ曲、"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"が終盤でもう一度演奏されたり、曲の合間に拍手や歓声が入る部分があったりと本当にバンドのショーを見ているかのような雰囲気が味わえます！

Kraftwerk "Tour de France"

次はテクノ界のレジェンド、Kraftwerkが2003年にリリースしたアルバム"Tour de France"。その名の通り、毎年フランスを中心に開催される自転車レースであるツールドフランスがコンセプトとなっています。
穏やかながらどこか緊迫感のある曲だったり、選手の息遣いがサンプリングされていて、とてもスタイリッシュなアルバムです。

個人的な感想ですが、このアルバム聴きながら作業するとかなり集中できます、是非。

砂原良徳 "Take Off and Landing"

元電気グルーヴのメンバーであり、ソロ活動からDJまで幅広く活動している砂原良徳の2nd Album "Take Off and Landing"は、空港で飛行機に乗り込んでから飛行機が着陸するまでをコンセプトとしています。
空港の喧騒や管制塔の無線、機内放送など飛行機での旅を思わせる音が随所に散りばめられていて聴いていてとても楽しいアルバムです。

余談ですがこのアーティストは他にも、東京の地下に新設された架空の空港"Tokyo Underground Airport"をテーマとしたアルバムや、1991年まで実在したアメリカの航空会社「パン・アメリカン航空」をテーマとしたアルバムなど、飛行機に関するコンセプトアルバムを複数リリースしています。

VIDEOTAPEMUSIC "世界各国の夜"

リサイクルショップやレンタルビデオショップなどで収集したVHSなどをサンプリングして映像や音楽を制作しているVIDEOTAPEMUSICの2ndアルバム
タイトルの通り世界各国の夜をコンセプトとしたアルバムで、ダンスホールや地方の映画館、港町など様々な情景を思い起こさせる音は、聴いているだけで世界中を旅している気分に浸ることができます。良い。

Awesome City Club "Awesome City Tracks"

昨年「勿忘」が大ヒットし紅白にも出演したAwesome City Club、そんな彼らの1st~4thアルバム"Awesom City Tracks (2, 3, 4)"は架空の都市 Awesome Cityのサウンドトラック、というコンセプトで制作されました。
4枚ともかっこ良いアルバムなので最近ACCを知った方はこちらもきいてみては？？

他にも...

今回紹介したアルバム以外にも、世界中にはユニークなコンセプトのアルバムがたくさんあります。皆さんも探してみてはいかがでしょうか。
それではまた👋