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【エッセイ】燃え尽きたい。私は塵のような存在。

頼む。頼む。頼むよ。

俺はどこかを信仰しているわけでも、何かに頼んでいるわけでもない。
ただ、そう自分のどこがが言っているだけだ。
頭でも心でもない。
どこかが。

やるせなさのようなものがあるだけ。
燃え尽きないものがあるだけなんだ。

明日には、しけてしまう炭のように、
放っておけば気化するガソリンのように、。

放っておけば、使い物にならないなるもの。
もしくは、消えてなくなるもの。

ならばそれでいいではないか。

そうとはならない、自分がいる。
火をつけずにはいられない、ものがあるんだ。
それが時間というものでもあるだろ。

若さゆえなのか、限りあるものがすぐここにあるゆえか。

ただ、しけるか、気化して消えるのなら、燃えて炭になって塵たいんだ。

みんな散って消えていくんだよ。

ただ、その灯火をどのくらい輝かせるか、どのように輝かせるか。
ある人は、その火をどこかに移している人もいるけれど。私はそこまで望まない。ただ火をつけて、塵になりたいんだ。

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