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4泊5日の温泉旅の中で、客室露天付きのこの宿だけが初めて泊まる宿だった

この日↓の続き。

今回の旅は、成人の日の3連休の後に1日休みを取って4連休とし、かつ連休前夜の飛行機で現地に着いたので、トータルで4泊5日。
普段は週末を利用した1泊か、週末に有休を1日くっつけた2泊のことが多いので、私の中ではまあまあ長い行程の旅となった。

4泊するうち、今回は連泊の予定はなくすべて違う宿に泊まるのだが、2泊目となるこの日の宿が、この旅で唯一「初めて宿まる」宿だった。1泊目、3泊目、4泊目は、以前に1度は泊まったことのあるリピート宿だ。

温泉ブログを運営しているので、泊まったことのない宿にどんどん泊まって、紹介できる宿の数を増やしたほうがいいんだろうな……と思うこともあるのだけれど。
やはり、泊まってみて「この宿が好き!」と思った宿は間違いなく快適に過ごせるし、応援したい気持ちもあるから何度も泊まってしまうんだ。

登山でも「1度登ったことのある山」にまた登ることを好まない人はわりといる。「あの山は前も登ったから、できれば別の山に登りたい」という気持ちもわからなくはないけれど、私は、好きな山には毎年のように登りたいタイプだ。このあたりの感覚・考え方の違いについては、またいつかまとめたいと思っている。

初めての宿は勝手がわからないし緊張もするけれど、それも含めてもちろん楽しい。

特に、今回のようなちょっとお値段の張る、客室露天風呂付きの部屋に泊まるときは、部屋のドアを開けて中に入る瞬間がまず、緊張と興奮の瞬間だ。

部屋に入るとまず洋室のベッドルームになっており、ベッド2台とリラックスチェアが設置してあった。窓の外には露天風呂が見える。

ベッドルームの奥にコンパクトな和室があってこたつが置いてあった。
こたつ、本当は家に置きたくて現住居に引っ越したときに冬はこたつになるタイプの座卓を買ったのだけど、こたつ布団があるとどうしても掃除の邪魔で結局こたつとしては使っていない。だから冬に温泉宿に泊まったとき、こたつがあるとものすごくうれしい。

館内で着用するリラックスウェアは、浴衣ではなく上下分かれているパジャマタイプのオリジナルウェアだった。風呂上がりに着てみたら肌触りが良く、帯やベルトのような締めつけるパーツもなくて、ものすごく着心地がいいので感動した。部屋に置いてある冊子を見ていたらこのウェアは販売をしていて、値段は1万3千円。着心地がいいわけだ……と納得した。(8千円ぐらいだったら買ってしまったかもしれない)

客室露天風呂も広々。常時源泉がかけ流されているし、屋根があるので雨が降っても問題ないのもいい。

露天風呂付きの部屋を選ぶとき、私は必ず「屋根があるか」をチェックしてしまう。屋根がないと、宿泊当日が雨だったときにせっかくの露天風呂を楽しみきれないので……。
この日泊まったのは全室露天風呂付きの宿なのだが、各部屋の写真をチェックして、確実に「露天風呂に屋根がある」部屋を選んで予約していた。(……だけど、こんなことを気にしているのはひょっとして私だけなのだろうか?)

客室露天風呂にはあとでゆっくり入るとして、まずは男女別の共同の露天風呂に入りにいくことにする。

内湯はなく露天のみだが、洗い場は外ではなく建物の中にある気遣いがありがたい。

体を洗って露天風呂に向かうと、開放感抜群!
見てのとおり屋根などないし、悪天候だったら入るのがしんどいタイプの露天風呂ではある。この日はものすごくいい天気というわけではないが、幸い雨は降っていなかったのが幸いだった。

ちなみに、写真だと湯口からお湯が出ていないように見えるが、現在はこの湯口は使われていないだけで、写真に写っていない手前側から常時、源泉が湧き出ていた。

たっぷりと湯浴みを楽しんで、18時からお楽しみの夕食である。
別棟にある個室食事処に向かう。

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