絶景露天風呂で有名な栗駒山荘に1年ぶりのひとり泊
2024年、夏休みのひとり温泉旅3日目(岩手→秋田)
夏休みの温泉旅3日目。
宿泊していた花巻市内の温泉宿はなぜか朝食付きのプランが出ておらず、夕食のみのプランだったので朝食は食べずにチェックアウト。
温泉宿の朝食ってついているから何も考えずに食べているけれど、前夜にかなりたっぷりの夕食をとっているから実は食べなくてもそんなにお腹は空かないのだった。
バスで花巻駅に戻って昨日も立ち寄った「Lit work place」に入り、ベーグルとアイスコーヒーで朝食兼昼食を。
焼き立てのベーグルがあまりにもおいしそうで「朝食のぶんと昼食のぶんだから!」と自分に言い訳しながら2つ買い、一つはトッピングで「オレンジ&チョコ&クリームチーズ」を挟んでもらう
「サーモン&クリームチーズ」や「ローストビーフ」「ポテトサラダ」
などの食事メニューっぽいトッピングもあるのに、ついついお菓子みたいなトッピングを選んでしまった。
コーヒーもベーグルも、昨日飲んだビールも全部おいしかった。良い店だ。
花巻は、以前は年に何度も足を運ぶお気に入りのエリアだったのだけど、大沢温泉の菊水館が営業を休止した頃から足が遠のいてしまっていた。だけどこのお店でベーグルとビールを楽しむためにまた来たいな、という気持ちになった。
公共交通機関を利用して旅をしていると、電車やバスの乗り継ぎで長時間待つことは日常茶飯事なのだが、1時間以上待つのに駅の待合室しか居場所がないと季節によってはちょっとしんどい気持ちになることもある。だから、駅前に気軽に立ち寄ってコーヒー1杯でもゆっくり過ごせるお店があると、そのエリア全体の印象がすごく良くなるのだ。
在来線しか停まらない花巻駅前にこういう店があるのは貴重だし、ブログにもレポート書こうかな。多くの人に立ち寄ってほしいすばらしいお店だった。
花巻駅から東北本線に乗って一ノ関駅に移動し、1時間30分ほどバスに乗って本日の宿に移動する。
須川高原に向かうバスに、一ノ関駅から10人以上の旅行客が乗車したのだけれど全員が「厳美渓」で下り、須川高原まで乗ったのは私ひとり。
終点の須川高原で降りると、目の前にある宿が昨年泊まった須川高原温泉である。
須川高原温泉に泊まった日の日記はこちら↓
本日泊まるのは須川高原温泉から数分歩いた先にある栗駒山荘。今回が3度目の宿泊となる。
予約難易度の高い宿として知られている宿だが、現在はWeb予約も可能だし、公式サイトから予約すれば秋以外の季節ならどこかしらの日付に空室があるので、最近は1年おきぐらいに夏に泊まっているのだ。
須川高原温泉の住所は岩手県一関市だが、徒歩5分の場所にある栗駒山荘は秋田県東成瀬村。県境の標識を超えたあたりからガスが濃くなっていて、まるで異世界への入口のような雰囲気を醸し出していた。「東成瀬村」という地名も、どことなく架空の村感があってよい。(失礼かしら……)
客室の改装を行い、以前少しだけ不満を感じていた箇所を見事にグレードアップしていた栗駒山荘
栗駒山荘にはシングルベッドルームが何室かあるのだが、前回泊まったときは工事を行っていて、客室数を絞って営業していた。
チェックインし、工事が終わって果たしてどうなっているのかな……?と思いつつ部屋に向かうと、あてがわれた部屋は前回泊まったのと同じ「しらねあおい」の部屋。鍵を開けて中に入ると……
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