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眉なし生活始めました


22:30に眠剤を飲んだのに、全く効きやしねえ!

というわけで、今日も元気に不眠女のぼやきをつらつらと書いていきますよ〜


私は集中力というものとは無縁な性格である。
集中力が物凄く欠如している。何に対してもそう。集中している状態、というのが38歳になった今でもわからない。頭の中では常に何かの思考が延々と渦巻いている。

勉強している最中でも、テキストの文字を追いかけながら

「サボテンの花」の歌詞の男ってよく考えたらめっちゃクズじゃね?
「ほんの小さな出来事に」って言うけどさ、ほんの小さな出来事くらいで洗濯干したまんま外に飛び出したりはしないよ。
日々の積み重ねの中で「いやまじこいつ無理だわ」となる瞬間がいくつもあって、「ほんの小さな出来事」はただの引き金だったわけよ。
そもそも男にとっては「ほんの小さな〜」かも知れないが、女にとってははらわた煮えくりかえるくらい許しがたいことだったのかもしれないし。その温度差に嫌気がさして相手の女性は出て行ったわけよ。
それなのにひとりで感傷に浸りながら「愛は傷ついて」なんて歌ってる場合じゃないよ。
とりあえず追いかけろ!自覚のあることないこと全部謝れ!話はそれからだ!

みたいなことを無限に考えてしまう。
こんなことでは差し止め訴訟の訴訟要件が頭の中をつるつる滑って行くのを止められない。
同棲相手が家を飛び出していくって結構重大な損害だよな…償うことが出来ない損害を避けるため緊急の必要がある、ってまさに今だよ。仮の差し止めの申立てした方がいいよ!などと考えながら…


そんな調子なので、勉強は全然進まない。でも理解力がないわけではないので、一応暗記もしているし理解もしているはず。
学生時代は授業を全く聞いておらず、テスト勉強も当日の朝4時頃から始めるような人間だったが、学校の成績は悪くなかった。テストの点数もそれなりに取れた。
国語力だけは人より抜きん出ていたので、全部それでどうにかなっていた気もする。どうにかなるものですよ、奥さん。

ということは、ですね。
私にもし「集中力」というものをある日突然神から授けられたとしたら、めちゃめちゃやばいのでは…

行政書士試験なんて多分満点取れてしまう。
もちろん合格して、司法書士試験も受けちゃお!みたいな気持ちになるかも。
司法試験受ける!って言い出すかも。法科大学院行きたい!って騒ぐかも(まずは法学部に合格しよう)。


しかし残念ながら現実として集中力は皆無、頭の中では常に何かの音楽が流れている(今日は「サボテンの花」だったんだよね)し、ひとつのことを考え始めたらそこから離れるのにひと苦労。

頭の中にこだわりの強い3歳児を飼っている気分。
結構大変なのですわね〜


それら横道に逸れる誘惑を払拭するために、私がしていること…!

ひたすら書く!!書きまくる!!!

書いている間はその内容に集中出来るから、ひととおり頭の中には蓄積されていく(サボテンの花と共に)。

現代の勉強方法は、書くのは効率悪すぎるからやめましょう、みたいな風潮なんだけど、私はゴリゴリの昭和女なので暗記=書くという行為が全身に染み付いているのですね。
なのでひたすら文字を書き続けている。
他の人から見たら全く解読不能なノートが次々に量産されていく。

ノート1冊を1週間で使い切るストロングスタイル、それが俺の流派だ…(いやな流派)


あと勉強している最中、文字を書いている最中、頭を抱えている最中、手持ち無沙汰になりがちじゃないですか?
私はかなり無沙汰ですね。ペンは回しまくるし太もも握り過ぎて指の痕がめっちゃ付いたりする。

あと眉毛をね…抜いてしまう癖があるんですよね。幼き頃からね。
問題を解きながら、思考の最中眉毛を触ってしまう。気付いたら抜けている。
私の眉毛はもともと半分くらいしかないので(細眉全盛期の時代に抜きまくったので毛根が死に、生えて来ないのです)、日に日に眉毛が薄くなっていくという由々しき事態。


これさあ、全剃りしたら楽になるんじゃね?

と自分の中のヤンキーパートが突然囁き始めたのは今日の夕方。
えっ剃る!?剃る、か〜でも確かに誰にも会わないし社会的信用を得る必要もないし、剃っても何も問題ないかもな…

剃るか〜〜〜!!!!!

と剃刀を手にしてからは1分も掛からなかった。私の両眉は無効の存在として最初からなかったものにされていた。

しかし鏡を見て思ったこと、意外と「アリ」だな……
ということです。眉毛が無いという違和感は前髪が多少あれば緩和される。

だから大丈夫。暑いし眉毛のせいで顔が蒸れる方、折に触れて眉を抜いてしまう方、一気に全剃りしましょう。
ストレスが減って、気分的にめちゃめちゃ楽です。

社会に繰り出すときはアイブロウペンシルという便利なものがありますので、それを活用して理想の眉毛を擬態させてください。
せっかく描いた眉毛が消えないように、アイブロウコートを塗るのも忘れずに。


娘とのLINE

それな

娘が眉毛の無い母を肯定してくれる子に育ってくれて助かった。優しい子に育ってくれてありがとう。

無職生活に続き眉なし生活、次に失うものは一体何か!?
乞うご期待……


おわり

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