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プラネット・オブ・ピッグ 豚の惑星

2019年製作/79分/カザフスタン・ブルガリア合作

【原題】
Bullets of Justice

【監督】
バレリー・ミレフ

【脚本】
バレリー・ミレフ/ティムール・トゥリスベコフ

【概要】(引用:映画.com)
人間を喰らう恐ろしい豚人間と人類最強の賞金稼ぎの奇想天外な戦いをゴア描写満載で描いたSFアクションスリラー。第3次世界大戦後、豚と人間が融合した生物兵器「マズル」が人間を狩って食す恐怖の世界。凄腕の賞金稼ぎロブ・ジャスティスは姉ラクシャとともに、マズルのリーダーである女王豚マザーを倒すべく、敵の巣窟となっているニューヨーク・マンハッタンに潜入するが……。主演のティムール・トゥリスベコフが制作した短編作品を基に、「コード・レッド」のバレリー・ミレフ監督がメガホンをとった。共演に「マチェーテ」シリーズのダニー・トレホ。ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2022」上映作品。



【感想・考察】※ネタバレあり※
豚の下痢ピーうんこと、おっぱいと、ちんこと、謎に挟み込まれるギャグと、アナル豚に爆笑していたら、途中から混乱してきて、最終的に完全に置いてけぼりにされた。
マジか。

誰か考察してくれてないかとググッたりしてみたけれど、こんなの真面目に考察しているような人がいる訳もなく、途方に暮れる帰り道。

別の日に観た友人と話してて思った結論としては、これはロブの妄想なんだなってこと。
もしかしたら今後、これを観た人が(どういうこと!? 考察してる人いないの!?)となるかもしれない可能性を考え、こうしてnoteにも残すことにしました(笑)

きっと現実世界ではラファエロがナンバーワンモデルで、自分が万年ナンバーツーであることに耐えられなくなったロブが、家の前に置いてあって毎日目にしていた『人間=豚』というワードに引き摺られて、豚人間に蹂躙される世紀末世界を生み出したんだろう。

最後にラファエロが言うように、『ロブが伝説の男であり続けられるように、マザーも倒せず戦争も終わらない世界を永遠に繰り返している』。 

夢の世界ではロブは女を好きにできるし、ラファエロもロブを求める。
決して『お前と話す時間なんてないけど可哀想だから女を紹介してやるよ』なんて言われる世界ではない。

女どもは『ロブに抱かれたい』と言うし、姉さえもロブの物、マザー以外は生殖不能になったはずの世界で、ロブの精子だけが、ロブの交わる女だけが妊娠可能かもしれない。特別な自分。
お前が世界一だと言われる世界。

ラファエロとの最終対決も、何故かダンスバトルなのは、現実世界ではそういう相手としてすら見られてなかったからなんだろう。

ラストシーンのロブの格好を見てみても、どう考えてもクソダセぇし(あれでナンバーツーなら現実世界は終わってる)、ラファエロは頭ひとつどころか全身飛び抜けてトップモデルなのでしょうから、あんな肉薄してのダンスバトルなんて受けてももらえないんだろうね、リアルでは。

ベネディクト・アスホールだけは完全に謎なんだが、現実世界でベネディクト・Aくんのアナルを掘りたい願望でもあるんだろうか。
振られ続けてるのかもしれない。
だから他の男を味見するんだけど、結局「これはベネディクト・アスホールじゃない!」ってなるっていう。

まぁなんか恐らくロブのいいように作られている世界なのだろう。
姉ちゃんのヒゲは謎。
アスホールのくだりと絡めて、ロブは男も女も性的対象ってことなのかもしれない。
男でも女でもある姉を抱く的な。

おっぱいとちんこにかける情熱がハンパないのは伝わってきたし、おっぱい越しの主人公っていうカットには爆笑したし、尻から突っ込んだ銃をちんこの先から発射するのは天才だなって思ったよ。
でも2回目のB・アスホールの時の、あの謎の袋開けるの大変時間はなんだったの?ギャグなの?

未体験ゾーンの映画たちで鑑賞したんですが、モザイクでかくてなんだかなあと思ったので、Blu-rayポチりました。
届いたらケツとちんこを堪能します。
何か新発見があったら、追記します。
ないだろうけどな!

日本のポスター、盛りすぎ

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