好きな夏のくだもの2選


 以前、阿佐ヶ谷姉妹のお二人が、マネージャーさんも巻き込んで定期的に自分の好きな果物を発表し合っている、という話を見かけ、とても嬉しい気持ちになりました。

 なぜなら私も、昔家族で同じことを定期的にしていたからです。
 果物には旬があります。果物だったり、野菜だったり、その時々で発表対象は変わりましたが、発表会の時期が少し違うとランキングが変わったりして、考えるのが楽しかったものでした。
 と、言うわけで、最初の更新は、好きな果物2選です。夏バージョンでお送りします。


○スイカ○

 やっぱり夏になったら、スイカが食べたくなります。ぶっちぎりナンバーワンです。
 ウリ科ですから、夏の火照った身体を冷やしてくれますし、水分も多いので、水を飲むように食べることが出来ます。夏の暑い日に、冷えたスイカを食べて、身体の奥から冷えていくあの爽快感!種を出すのは億劫ですが、飲み込んでしまってもそんなに気にしません。
 まさに夏の果物の代表格であるスイカですが、私が何より好きなのは、食べ終わった後のスイカの皮。緑と黒の縞々の固い皮と、赤い部分の間の白い部分を、お味噌汁や中華スープに入れるのが、私の中で夏の風物詩になっています。(白い部分を食べるために、赤い部分はダイスカットにするので、スイカを食べるときの醍醐味である「ドリフカット」で直接バクバク食べることは出来なくなるのは少し残念ですが)
 あまり甘くない、白い部分の多い「残念スイカ」に当たったとしても、「スープの分が増えた」と嬉しい気持ちになるし、生ゴミも少ない。特に夏は生ゴミが増えるのがちょっと嫌なので、嬉しいところです。


○桃○

 昔はそこまで食べる果物ではありませんでした。当たり外れも多い印象で、あまり甘くない桃にあたった時はがっかりしてしまうし、真ん中のあたりの酸っぱさが苦手で。ただ、香りは大好きで、たまに買うと、買ってきた後に家で特有の甘い香りをよく嗅いでいました。その当時でも、ジャムなど加工したものや、 紅茶のフレーバーが大好きで、ハンドクリームなども桃の香りを選ぶことがあります)。
 その意識が変わったのは、桃モッツァレラのレシピに出会ったからでした。
 果物をマリネに入れるという発想を知ってから、私の中で果物を食べるハードルが一気に低くなりました。セロリやトマトなど旬の野菜と果物を合わせて酢やレモンとオリーブ油で和える。甘くない果物を甘く感じることが出来ます。
 桃モッツァレラも、甘くない桃にあたってしまったときに調べて見つけたレシピでした。もちもちのモッツァレラとしっとりした舌触りの桃。すっかり嵌まってしまい、時期になると何かにつけて桃を買ってはモッツァレラと一緒に食べるようになり、大好きな果物の一つになりました。

以上、好きな果物2選でした。
本当は3つ選びたかったけれど、2大巨頭過ぎて入れられませんでした。圧倒的、スイカと桃。
また秋に、秋のくだもの3選、やります。


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